スパロボX攻略 第24話『偉大な勇者』

2018年11月23日

スパロボX攻略 第24話『偉大な勇者』

隠し要素有

勝利条件:敵の全滅。
3PFor敵全滅後?:ゴーストファイアーV9の撃墜。へ変更。
敗北条件:いずれかの味方ユニットの撃墜。
SR獲得条件:このマップにはSRポイントはありません。


ゴーストファイアーV9撃破、イベント後
勝利条件:敵の全滅。
敗北条件:甲児の撃墜。
3PF開始時:味方戦艦の撃墜。甲児・鉄也・アマリいずれかの撃墜。へ変更。
SR獲得条件:6ターン以内にマップをクリアする。

  • 初期味方:マジンガーZ
  • 初期敵:ゴーストファイアーV9・ゴウキューンU5・ジェイサーJ1・バジンB9・タロス像×8

戦闘進捗

3PFor敵全滅後?
敵機増援:ゴーストファイアーV9・タロス像×4


ゴーストファイアーV9撃破、イベント後再スタート。
初期味方:マジンガーZ
初期敵:ゴーストファイアーV9・ゴウキューンU5・ジェイサーJ1・バジンB9・タロス像×8

3PF開始時
敵機増援:勇者ガラダブラ・ケドラ×6
敵機消滅:ゴーストファイアーV9
味方増援:グレートマジンガーメガファウナシグナスN-ノーチラス号ゼルガードビューナスA・14機体

勇者ガラダブラ撃破:ランドモジュール獲得。
クリア後スキルプログラム:格闘アップ獲得。

概要

一行はサラマンディーネからアル・ワースとドラゴンの関係を知らされる。その後、偵察に出た甲児達は謎の機械獣によって絶対絶命の窮地に陥るが、そこに現れたグレートマジンガーによって救われ、合流した一行と共に新たな敵、オリュンポスを打ち破る。
そこに現れた魔従教団により、一行は彼等の神殿に招待されるのであった。

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会話

アンジュ:…聞かせてもらおうじゃないの、サラ子。あなたとワタルの事、それにドラゴンの事…全てを
サラマンディーネ:約束ですからね。わたくしとしても望む所です
サラマンディーネ:戦部の救世主ワタル様…それに皆さんもお聞き下さい
ワタル:サラマンディーネさんはよく古の契約…って言ってるけど、やっぱり昔の事に関係あるの?
サラマンディーネ:はい…。それを説明するために、まずはわたくし達の世界の過去についてお話しします
サラマンディーネ:わたくし達の世界…便宜上、アウラの世界と呼ぶ事にしますが…
サラマンディーネ:それは今から500年程前に一度、滅びの時を迎えました
ワタル:ええっ!?
ベルリ:どこの世界にもこういう話ってあるんだ…
サラマンディーネ:ベルリ殿の御言葉も、もっともな事です
サラマンディーネ:アウラの世界も人間同士の争いによって滅んだのですから
アンジュ:ドラゴン同士が戦ったって事?
サラマンディーネ:いえ…。その頃はアウラの民も皆、あなた方と同じような姿をしていました
サラマンディーネ:その戦いは国家間の領土争いであったと聞きますが、それまでの戦争と致命的に異なっていたのはドラグニウムが使用された事です
サラマンディーネ:最終的に人類は、ドラグニウムの力を制御しきれず、世界そのものを滅ぼすに至りました
アムロ:そのドラグニウムとは…?
サラマンディーネ:この宇宙に存在する聖獣の力…つまり、龍神様の使う力と同種のものです
ワタル:龍神丸と同じ力!?
サラマンディーネ:人知を超えた力を持つ絶対的な存在…聖獣は、あらゆる世界…あらゆる宇宙に生息していると言われています
サラマンディーネ:アウラの世界では、その中の一つである龍の力が宇宙から降り注いでいました
サラマンディーネ:その力が結晶化したものこそが、超エネルギーの源であるドラグニウムです
サラマンディーネ:そして、神祖アウラはドラグニウムの導きによって仲間と共にこのアル・ワースへたどり着きました
サラマンディーネ:荒廃した世界を捨て、新たな生活の場を求めて…
ルルーシュ:ドラグニウム…龍の力…。それは世界の隔たりを超える力すら持つのか
シバラク:ふむ…。ワタルがアル・ワースへ来たのもその力というわけだな…
サラマンディーネ:そこで神祖アウラは、龍の力の源である神部七龍神に触れたと聞きます
ワタル:神部七龍神…。僕達の旅を導く者…
サラマンディーネ:アウラは、神部七龍神の教えにより、その力…即ちドラグニウムをより良く使う術を身につけたそうです
サラマンディーネ:そして、アウラは自然を愛する神部七龍神の言葉に感銘を受け、荒廃した世界を蘇らせるため…
サラマンディーネ:ドラグニウムの力で自らも龍に…巨大なドラゴンとなり、民にもその力を分け与えたのです
アンジュ:それがサラ子達の世界の人間…つまり、アウラの民なのね…
サラマンディーネ:その通りです
サラマンディーネ:男達は成人すると巨大なドラゴンとなり、暴走して世界を汚染したドラグニウムを体内に取り込み、それを浄化します
サラマンディーネ:女達は子を産み、時には小型のドラゴンとなり、男達を助けるのです
ヴィヴィアン:あたしも女ドラゴンなのか…
サラマンディーネ:あなたは10年前にアル・ワースに我々が侵攻した際、親についてきてはぐれたものと思われます
エルシャ:それを司令が発見して、保護していたのね…
サラマンディーネ:文明が滅んで約500年…。神部七龍神の助けを得たアウラの導きにより、世界は美しい自然を取り戻しました
ワタル:わかった…!サラマンディーネさんが僕を助けてくれるのは神部七龍神への恩返しなんだね!
サラマンディーネ:救世主様のおっしゃる通りです。いつの日か、神部七龍神が危機に陥った時、アウラは必ず助けに来ると約束しました
サラマンディーネ:それこそが、古の契約であり、わたくしは、そのためにこのアル・ワースに遣わされたのです
アンジュ:ドラゴンの事とワタルとの関係は理解した…。でも、事実としてあなた達はアル・ワースを攻撃もしている…
アンジュ:これは、どういう事なのか説明してもらいたいわ
サラマンディーネ:…500年前にアウラと共にアル・ワースに来た人間の中でこちらの世界に残った者達もいます
サラマンディーネ:その中の一人は、こちらの世界でドラグニウムの新たな使い方を学び、自らの王国を造り上げました
サラマンディーネ:その者の名は…エンブリヲといいます
アンジュ:また、そいつなの…!
ヒルダ:タスクの野郎が言っていた、ミスルギの支配者じゃねえかよ…!
タスク:サラマンディーネさんの話は、本当の事だ
ヒルダ:どうして、お前がそんな事を言えるんだよ?
タスク:俺は…アウラと共にこの世界に来た人間の末裔…古の民の最後の一人なんだ
アンジュ:タスクが…サラ子と同じ世界の人間の子孫…
サラマンディーネ:エンブリヲはドラグニウムの力を使い、世界の法則を制御する術を確立し、それによって社会システムを構築しました
モモカ:法則の制御って…!?
サラマンディーネ:多分、あなたの想像通りでしょう。ミスルギの人間達が使うマナと呼ばれる術です
サラマンディーネ:マナを使う人間…。それはエンブリヲが理想の社会のために造り上げた自らに都合のいい人類なのです
アンジュ:ミスルギの人間は…エンブリヲが造り上げたもの…
アムロ:理想の社会…。いったい何のために、そんなものを求める?
サラマンディーネ:おそらくは自らが滅ぼした世界のやり直しを考えたのでしょう
ジュドー:世界を滅ぼした…って、さっきのドラグニウムを使った戦争と関係あるのか?
サラマンディーネ:エンブリヲとアウラは元々はドラグニウムを研究する科学者仲間でした
サラマンディーネ:そして、エンブリヲは自身が開発したラグナメイルを戦争に投入し、その暴走によって世界を滅ぼしたのです
アンジュ:ラグナメイル…?
サラマンディーネ:あなた達が使用するパラメイルの原型になった機体です
サラマンディーネ:そして、アンジュ…。あなたの使用するビルキスは世界を滅ぼした六機のラグナメイルの内の一機なのです
アンジュ:ヴィルキスが…!?
ヒルダ:ちょっと待ってよ。じゃあ、ヴィルキスはエンブリヲって奴の持ち物のはずじゃねえのか?
サリア:それに…あれはヴィルキスよ。あなたはビルキスと言った
タスク:それは古の民がエンブリヲの元からビルキスを奪ったからだよ
タスク:彼等は自由への願いを込めて、奪ったビルキスの名をヴィルキスに変え…
タスク:正しきドラグニウムの使い手である神部七龍神の使者…戦部の救世主の白き鎧にならってその色を白に塗り直したんだ
ワタル:じゃあ…!
アンジュ:ヴィルキスが白いのはワタルの鎧や龍神丸が白いからなのね…
サリア:(そんな事…アレクトラは教えてくれなかった…)
タスク:そして、アレクトラは…アルゼナル司令のジルは、エンブリヲを倒すためにかつてはヴィルキスに乗っていたんだ
アンジュ:司令がヴィルキスに乗っていたなんて…
ロザリー:おまけに、そのエンブリヲって奴と戦ってたのかよ!?
タスク:エンブリヲは、かつての同胞である古の民を自らの邪魔者であるとして攻撃し、マナを使えない変異種であるノーマを差別した…
ヒルダ:ノーマを差別する理由は!?
タスク:自らの理想社会の異物として忌み嫌っているのだろ…
タスク:その証拠にエンブリヲは、ノーマを差別するように人々を誘導している
タスク:だから、古の民とアルゼナルのノーマ達は手を組み、奴と戦ったんだ
クリス:その戦いは…どうなったの?
タスク:古の民は俺を遺して全滅し、ジルも片腕を失った…
タスク:敗北したノーマ達はその後もドラゴンと戦う使命を背負わされたんだ
サリア:(それが前のリベルタス…。アレクトラの悲しい記憶…)
サラマンディーネ:さらなる力を求めるあの男は、ドラグニウムの研究を進めるためにアウラの世界にも現れました
サラマンディーネ:そして、研究の素材として、それ自体がドラグニウムとも言えるアウラを捕まえ、アル・ワースへと連れ去ったのです
サラマンディーネ:わたくし達がアル・ワースへ侵攻する理由…それは神祖アウラを取り戻すためなのです
万丈:ミスルギ皇国の支配者エンブリヲ…。どうやら想像以上に強大かつ恐ろしい男のようだな
ディオ:奴が異界人を自らの戦力とし、周辺に侵攻を開始したのも、その理想とする社会の実現のためか…
ベルリ:サラマンディーネさん…。そいつの理想って何なんです?
サラマンディーネ:残念ながら、そこまではわかりかねます
タスク:わかっているのは、全ては奴の意思の下にあり、それに従わない者は自由も生命も奪われるって事だ
アンジュ:タスク…。あなたはジルと共にエンブリヲと戦っていたのね…
タスク:そうじゃない…。両親や仲間を失った俺は自らの使命から逃げていた…
タスク:でも、アンジュ…。君と出会い、君がヴィルキスに選ばれた事を知り、俺は自らのすべき事に向き合えるようになったんだ
タスク:俺はヴィルキスの騎士じゃない…。アンジュの騎士として、君を守ると決めたんだ
アンジュ:タスク…
ルルーシュ:これでキャピタル・アーミィやゾギリアがミスルギに従う理由もはっきりしたな
アイーダ:そのエンブリヲなる者の時空を超える力…。それこそが、ミスルギが彼等を元の世界え返す術だったのですね
サラマンディーネ:様々な世界をつなぐには膨大なエネルギーを必要とします
サラマンディーネ:ですが、アウラの力を手に入れたエンブリヲならそれも可能でしょう
アムロ:それだけの力を持った者が、俺達を狙っているのか…
ディオ:ですが、奴が自由条約連合やアメリアを攻撃させる理由が不明のままです
デュオ:ノーマへの差別と同じで気に食わないってだけかも知れないぜ
カトル:いくら何でも、そんな理由ではないと思うけど…
青葉:ゾギリアやキャピタル・アーミィは、エンブリヲってのが悪党だって知りながら、従ってるのかよ!
シーブック:連中にとって、別の世界の事情など知った事じゃないんだろうさ
サラマンディーネ:でしたら、あの男に従う者全てがわたくしの敵です
アンジュ:それは私も同じよ、サラ子
サラマンディーネ:アンジュ…
アンジュ:今までノーマを差別してきた私が言っていい事じゃないけど…
アンジュ:それが誰かの意図の下であるならば、私はそいつと戦うわ。自分が生きるために
サラマンディーネ:敵の敵は味方…。どうやら、わたくし達は手を取り合う事が出来るようですね
アンジュ:まあね…
サラマンディーネ:そんな事とは無関係にわたくし…直情的なあなたの事が以前ほど嫌いではなくてよ、アンジュ
アンジュ:奇遇ね、サラ子。何だかんだ言って、面倒見のいいあなたの事…私も嫌いじゃなくなってきたわ
ワタル:もう、二人共!嫌いじゃないんなら、さっさと握手して友達になりなよ!
サラマンディーネ:そうですね。せっかく救世主様もそうおっしゃってくれてますし、そうさせていただきます
アンジュ:ワタルに言われちゃ、断れないものね
グランディス:まったく…。ワタルを言い訳に使わなきゃならないとは似た者同士の面倒くさい二人だよ
アンジュ:そう言えば、サラ子!あなた、あの歌はどこで覚えたのよ!
サラマンディーネ:真なる星歌…。あれは聖獣の力…言い換えれば宇宙そのものの力を制御する術です
サラマンディーネ:元々は時空を制御するための理論をエンブリヲがメロディーに変換したものです
アンジュ:でも、それの使い方に失敗して、あなた達の世界は滅んだんでしょ?
幻龍斎:そのメロディーを神部七龍神が歌にする事で時空を制御する術は完成したウラ
ヒミコ:父上、物知り!
ワタル:あの歌のこと知ってるの、親父様!?
幻龍斎:ワシはドアクダーと戦うためにその力となる神部七龍神の伝説についても色々と調べたウラ
幻龍斎:先程のドラゴンの姫の話…異界から来た者との出会いについても伝説が残っているウラ
サラマンディーネ:お猿殿…。そのお話、お聞かせください
幻龍斎:ワシはサルではない!忍部一族の忍部幻龍斎ウラ!
シバラク:まあまあ、親父殿。こらえて、こらえて
幻龍斎:話を続けるウラ…。…神部七龍神は、自らの世界を滅ぼしてしまい困っている者に歌を授けた…
サラマンディーネ:それが真なる星歌…
幻龍斎:そして、その歌を後の世に伝える者として歌部(うたいべ)の乙女達を選んだウラ
幻龍斎:斑鳩、真理亜、譜麗弥…。選ばれた歌部の乙女達は星の歌を歌う…。その歌は邪悪を払う力となる…
幻龍斎:そして、その内の何人かは異界の者と共に別の世界へと旅立ったウラ
ナーガ:その歌部の乙女とは、まさか…
カナメ:真なる星歌を継ぐサラマンディーネ様のご先祖なのかも知れませんね
アンジュ:斑鳩…。お母様の家の名…
サラマンディーネ:これで全てがわかりました、アンジュ。わたくしとあなたが初めて戦った時に見えた、因果を超えた光景…
サラマンディーネ:あれは、それぞれの血脈が受け継いできた遥か過去の戦いの記憶だったのですね
アンジュ:今となっては、どうでもいい事だわ
アンジュ:過去なんて関係ない。あなたと私が一緒に戦う…。それで十分よ
サラマンディーネ:あなたの言う通りですわね、アンジュ
アンジュ:ありがとうね、親父様。いい話を聞かせてもらったわ
幻龍斎:なんの、なんの!
幻龍斎:他にも神部七龍神には様々な伝説が残されておるウラ
幻龍斎:その中には、色々な異界の者達との出会いや邪悪との戦いが語られているウラ
シモン:サラマンディーネさんのご先祖以外にも別の世界からアル・ワースにやってきた人達もいるのか…
甲児:邪悪との戦いってのはドアクダーとも関係するのかもな…
幻龍斎:そこらについては調査中だ。また何かわかったら、みんなにも話すウラ
ナディア:かしこいサルなのね
幻龍斎:ワシはサルではない!忍部一族の忍部幻龍斎ウラ!
シバラク:まあまあ、親父殿。こらえて、こらえて
ジュドー:しかし、エンブリヲってのはとんでもない悪党なんだな
ゼクス:あの男が率いるミスルギへの対処はいずれ考えなくてはならないとして、当面は対ドアクダー軍団を優先させるべきだな
舞人:親父様…。ドアクダー軍団の動きについて他にわかる事はありませんか?
幻龍斎:ドアクダー四天王のザン兄弟が倒れた今、残る一人であるドン・ゴロが動くと思われるウラ
シバラク:ドン・ゴロ…。そやつが四天王最後の一人か…
幻龍斎:それと関係するかわからぬが、ここより南の方の一帯で何やら不思議な現象げ見られたウラ
ルルーシュ:それは?
幻龍斎:ある日…真昼なのに空がいきなり曇り、立ちこめた暗雲から巨大な人影が降り立ったと聞くウラ
ワタル:もしかして、それって…新しい異界人!?
ショウ:巨大な影と言うからには機体も一緒に来た可能性が高いな
幻龍斎:その巨人は何処へと消え去ったらしく、それ以降の話は聞いてないウラ
シモン:だが、放っておくわけにはいかないな
ルルーシュ:うむ…。ここは部隊を幾つかのチームに分けて、各方面を偵察しよう
カレン:ドアクダー軍団が、そいつ等を味方にする前に何とかしないとね
万丈:ザン兄弟が当分の間は戦線に復帰しないなら、ここは攻勢に出るチャンスだな
青葉:やろうぜ…!ドアクダーを倒して、絶対に元の世界へ帰るんだ!
甲児:……
甲児:(みんなと違い、俺はあしゅら男爵の儀式によってこのアル・ワースに跳ばされてきた…)
甲児:(これが偶然ではなく、あしゅらの意図だとしたら、奴はアル・ワースの存在を知っていた事になる…)
アマリ:どうしたんです、甲児さん?考え事ですか?
甲児:いや…何でもない…。気にしないでくれ
さやか:偵察部隊の編制…甲児君とアマリと私で決まったわよ
アマリ:お邪魔かも知れませんが、よろしくお願いします
さやか:もう…!アマリったら…!
甲児:よし…早速、出発だ。ドアクダーを倒すためにも頑張らないとな…!

アマリ:ドアクダー軍団、来ます!
甲児:偵察に出た先でドアクダー軍団に出会うとはツイてるぜ!
アマリ:ホープス!近くの部隊とエクスクロス本隊に連絡をお願いします!
ホープス:…何らかの結界が張られているらしく、現在、通信不能の状態にあります
アマリ:何ですって…!?
甲児:心配するな、アマリ!あれくらいの数、俺達だけで十分だ!
さやか:張り切ってるわね、甲児君
甲児:マジンガーZのパイロットとしては、魔神(ましん)乗りのワタルに負けてられないからな!
さやか:マジンと魔神(ましん)…。そう言えば、似てるわね…
アマリ:見た目で言ったら、獣人達の使うガンメンも魔神に似てますけどね
甲児:行くぜ、ドアクダー軍団!俺達がいる以上、あの村には指一本触れさせないからな!

3PFor敵全滅後
さやか:気をつけて!グールが来るわ!
敵機増援
ブロッケン:兜甲児よ!少数で行動していたのが貴様の運の尽きよ!
甲児:ブロッケン伯爵!性懲りもなく、また来やがったか!
ブロッケン:ヌフフフフ!エクスクロス本隊と別行動の貴様に何が出来る!
ブロッケン:今までの恨み、ここで晴らしてくれる!
甲児:来い、ブロッケン!返り討ちにしてやるぜ!
さやか:待って、甲児君!まだ何か来る!
敵機増援
甲児:機械獣か!
ブロッケン:おお、ゴーストファイアーV9!お前も跳ばされてきておったか!
ブロッケン:丁度いい!わが命に従い、マジンガーZとその仲間を血祭りに上げろ!
ブロッケン:な、何をする!?
戦士の魂:人間風情が、この俺に命令するなど許されぬ事…!
甲児:機械獣がしゃべった…!?
戦士の魂:Dr.ヘルの部下よ!その無礼を冥府で悔いるがいい!
ブロッケン:ば、馬鹿なぁぁぁっ!!
グール撃墜
甲児:ブロッケン…!
戦士の魂:我が肉体を汚した者よ。本来ならば、貴様は死よりも重い罰を与えられるべきなのだ
さやか:同士討ちなの…!?
甲児:わからない…!だが、あのしゃべる機械獣…普通じゃないぞ!
戦士の魂:機械獣…?そのような名で俺を呼ぶな
戦士の魂:俺は…オリュンポスの戦士だ!
甲児:オリュンポス…!?
甲児:タロスの像よ、俺に続け!オリュンポスの敵は、ここで滅する!
初期配置の敵が撤退
アマリ:甲児さん!あれは何なんです!?
甲児:よくわからないが、あいつが俺達を狙っているのは確かだ!戦うしかない!
戦士の魂:行くぞ!今ここに主の無念を晴らす!

ビューナスAvsゴーストファイアーV9
さやか:駄目…!とてもじゃないけど、ビューナスじゃ勝てそうにない!
戦士の魂:自らの無力さに絶望しろ!その恐怖が、後悔が、嘆きが、我が主への供物となるのだ!

マジンガーZvsゴーストファイアーV9
甲児:なんてパワーだ!こいつ…やっぱり只の機械獣じゃない!
戦士の魂:Dr.ヘルの操り人形だった頃の俺と同じだと思うなよ!これがオリュンポスの戦士の真の力だ!

ゼルガードvsゴーストファイアーV9
戦士の魂:魔従教団の術士め…!我等の邪魔はさせんぞ!
アマリ:あなた、教団を知っているのですか!?
戦士の魂:オリュンポスの仇敵、魔従教団よ!我等の主が復活した暁にはお前達を根絶やしにしてやる!

ゴーストファイアーV9撃破
戦士の魂:この程度で勝ったつもりか!
ゴーストファイアーV9のHPが全回復
甲児:くそっ…!こいつの強さ…機械獣とはケタが違う!
戦士の魂:俺はオリュンポスの戦士!機械獣などという人形と同じだと思うな!
戦士の魂:来い、マジンガーZ!勝負だ!
甲児:そっちがその気なら、受けて立つ!
さやか:甲児君!!
甲児:う…うう…!
戦士の魂:ハハハハハ、マジンガーZよ!お前への罰は、まだまだ続く!
戦士の魂:明日だ!明日の夜明けと共に、お前の目の前であの村に住む人間を皆殺しにする!
甲児:何っ!?
戦士の魂:自らの無力さをかみしめながら、絶望に沈め!それがお前への罰だ!
アマリ:オリュンポスの戦士…
甲児:くそ…!あいつの想い通りになどさせるものか…!

アマリ:…通信が使えない以上、直接エクスクロス本隊を呼びに行くしかありませんね
甲児:そっちはアマリとさやかに任せる
さやか:甲児君はどうするの?
甲児:もしも…って事がある。俺とマジンガーZは、念のため、ここに残る
甲児:敵を足止めする役は鉄(くろがね)の城の異名を持つマジンガーZが適任だしな
さやか:だったら、私も…!
甲児:遠慮するぜ、さやか
さやか:でも…
甲児:ビューナスAじゃ、あいつとは戦えない。はっきり言って、足手まといなんだよ
さやか:そんな…ひどい…
甲児:…っと、ちょっと言い方がキツすぎたかな…
アマリ:さやかさん…泣いてましたよ
甲児:フォローを頼むぜ、アマリ。ついでにさやかのエスコート役も任せる
アマリ:…わかりました
アマリ:でも、お願いです。絶対に無理はしないでください
甲児:約束は出来ないな
アマリ:お願いです。あれ以上、さやかさんを悲しませないためにも…
甲児:…努力はするよ
アマリ:必ず戻って来ます。それまで…頑張ってください
甲児:…術士サマには全てお見通しのようだな…
甲児:(すまない、さやか…。でも、ああでも言わなきゃ、残るって言い張っただろうからな…)
甲児:(今の俺とマジンガーじゃさやかを守るどころか、本隊を呼びに行く事でさえ、足を引っ張っちまう…)
甲児:(俺に出来る事はお前等を信じて待つ事だけだ…)
甲児:(もし、お前等が間に合わなかったとしたら、その時は…)
甲児:(怖い…。これまで戦ってきた中でこんな想いをしたのは初めてだ…)
甲児:(でも、やるんだ…。いや、やらなきゃ駄目なんだ…)
甲児:(マジンガーZは、そのための力なんだから…)

第24話『偉大な勇者
戦士の魂:来たか
戦士の魂:他の二人はどうした?
甲児:お前等の相手ぐらい俺一人で十分だ
戦士の魂:強がりを言ってくれる
戦士の魂:昨日の去り際の一撃でお前とマジンガーZが傷を負ったのはとうに承知だ
甲児:……
戦士の魂:人間というものはどこの世界、どこの時代でも変わらんな
戦士の魂:その誇りは見上げたものだ。だが、勇気と無謀をはき違えている
戦士の魂:いい機会だから、教えてやろう。お前ごときの覚悟など、俺達の前では何の意味もない事を
甲児:やれるもんなら、やってみやがれ!
甲児:この兜甲児とマジンガーZ…!力尽きる、その瞬間まで一歩も退くつもりはないからな!

戦闘前①
甲児:(母さん、シロー…。もう会えないかも知れない…)
甲児:(ごめんな、さやか…。最後の言葉が、あんないじわるなやつで…)
甲児:(俺は戦う…!マジンガーZと共に力尽きるまで!)

3PF開始
戦士の魂:まだ足掻くか、マジンガーZ!
甲児:くそっ…!こいつ等の力、底無しかよ!
戦士の魂:お前に問う。何故、戦う?
戦士の魂:ここはお前達の世界ではない…。あの村の人間がどうなろうとお前には関係ない事のはずだ
甲児:関係ない…?目の前で誰かの生命が奪われるのを黙って見ていられるかよ!
甲児:ここがどこかなんて知るかよ!俺は…マジンガーZは正義と平和のために戦うんだ!
戦士の魂:弱き者を守る…。その意志…やはり、ゼウス神を継ぐ者だな
甲児:ゼウス…!?俺達に超合金Zを遺してくれたあのゼウスなのか!?
戦士の魂:その通り…!我等、オリュンポスを裏切った逆賊ゼウスの事だ!
甲児:そうか…!お前達…あのハーデスの仲間か!
敵機増援
ガラダブラ:マジンガーZよ!あの時の屈辱と怒り…我は一時たりとも忘れた事はなかったぞ!
甲児:ガラダブラ!何故、お前がここに!?
ガラダブラ:トリスタンとイゾルデの生命を懸けた儀式…
ガラダブラ:それにより、お前達は我等の聖地…このアル・ワースへと呼び込まれたのだ!
甲児:何だって!?
戦士の魂:遥か過去…。我等、オリュンポスは次元を超え、お前達の地球へと侵攻を開始した…
戦士の魂:だが、ゼウスの裏切りとお前によってハーデス様はお命を落とされた
ガラダブラ:そして、我等はアル・ワースへと撤退して、復活の時をトリスタンとイゾルデに託して、眠りについたのだ…
ガラダブラ:時は来た!後はお前の魂をハーデス様に捧げ、その復活を以て、再度の侵攻を開始する!
甲児:あしゅらは…俺をお前達に殺させるためにアル・ワースに俺を送り込んだのか…
戦士の魂:さあ、マジンガーZよ!その魂を捧げよ!
戦士の魂:お前の死が冥府のハーデス様に届いた時こそが我等の真の復活の時よ!
戦士の魂:死ね、マジンガーZ!
甲児:ぐうっ!
戦士の魂:泣き叫べ!許しを請え!
戦士の魂:その絶望をハーデス様に捧げよ!
甲児:諦めるものか…!ゼウスの光は、今も俺とマジンガーの中で息づいている!
甲児:そして、何より!他人の幸せや平和を力で踏みにじるお前達みたいな奴を絶対に許さない!
戦士の魂:ならば、その光…!ここで消して…
戦士の魂:うおっ!
ガラダブラ:何者だ!?
甲児:あれは…!
甲児:マジンガー…
戦士の魂:か、感じる…!感じるぞ!
戦士の魂:奴からもゼウスの意思を感じる!
戦士の魂:!
戦士の魂:!
戦士の魂:ば、馬鹿な!オリュンポスの戦士が一撃で!
鉄也:次はお前だ!!
戦士の魂:つ、強い…
甲児:強い…。そのマジンガーは何て言うんだ?
鉄也:グレートマジンガー
甲児:グレートマジンガー
鉄也:マジンガーZの兄弟だ
甲児:兄弟…
鉄也:そうだ。マジンガーZと共に戦うために造られた偉大な勇者だ
鉄也:俺の名は剣鉄也。甲児…お前を助けるために来た
甲児:剣…鉄也…!
ガラダブラ:そうか…!貴様…ゼウスの幻の左腕か!
鉄也:残念だったな、ミケーネ共。お前達の結界は、既にあいつ等が破った
出撃準備画面:メガファウナシグナスN-ノーチラス号ゼルガードビューナスA・14機体
アマリ:ごめんなさい、甲児さん!遅くなりました!
甲児:気にするな、アマリ!ちゃんと間に合った!
さやか:甲児君!
マジンガーZのHPが全回復
さやか:こんなに無茶して…
甲児:ごめんな、さやか…。あんなひどいこと言ってよ…
さやか:いいの…。それが甲児君の優しさだってわかっているから
ホープス:甲児様…。通信を遮断し、オリュンポスの戦士達に暗黒のエネルギーを送っていた結界は破壊しました
ホープス:もうこれで、あの超常的な力を発揮する事も出来ないでしょう
甲児:よし…!ここから逆転だ!!
鉄也:いい気合だ
甲児:やろうぜ、、鉄也さん!ダブルマジンガーの力をあいつ等に見せてやるんだ!
ワタル:やい、三つ首ガイコツ!よくも甲児さんをいたぶってくれたな!
舞人:覚悟しろ、悪党!ここからが本当の勝負だ!
ガラダブラ:結界を破ったぐらいで、いい気になるなよ!正面から力で叩き伏せてやる!
鉄也:いいだろう!望む所だ、ミケーネ!
甲児:来い、ガラダブラ!これまでの借りを返してやるぜ!

戦闘前
鉄也:ミケーネの戦士の魂が、機械獣のボディに宿ったようだな…!
鉄也:ならば、勝負だ!俺とお前…どちらが優れた戦士か、白黒つけてやるぜ!

戦闘前
龍王丸:気をつけろ、ワタル!あのオリュンポスの神々はこのアル・ワースを恐怖に叩き込んだ伝説の存在だ!
ワタル:え…!そうなの!?
龍王丸:だが、数千年前にとある世界に侵攻した際、主を失い、そんまま眠りについたのだ
ワタル:それがよみがえったんなら、僕達が相手をするまでだ!
ワタル:悪い神様なんて、お呼びじゃないからね!

マジンガーZvs勇者ガラダブラ
ガラダブラ:マジンガーZめ!我等の聖地である、このアル・ワースでは前のように後れは取らんぞ!
甲児:ここがどこだろうと関係ない!お前達が人々を脅かす存在であるなら、俺は戦う!
甲児:ゼウスの光の意思と共にな!!

グレートマジンガーvs勇者ガラダブラ
ガラダブラ:次元の狭間に呑み込まれる時にゼウスは自らの意思を受け継ぐ者のために両腕を遺した!
ガラダブラ:グレートマジンガーとやら!お前が、ゼウスの幻の左か!
鉄也:そんな事はどうでもいい…!
鉄也:お前が知るべき事は、このグレートマジンガーこそが偉大な勇者であり…
鉄也:お前達を地獄へと叩き落とす戦士である事だ!

勇者ガラダブラ撃破
ゼルガードに!マーク出現
ガラダブラ:勇者と呼ばれた、この俺が人間ごときに…!
鉄也:そうだ、ガラダブラ!お前は、その人間に負けたんだ!
甲児:言っておくが、お前が人間に負けたのはこれで二回目だからな!
ガラダブラ:マジンガーZ、グレートマジンガー!この屈辱、決して忘れんぞ!
ガラダブラ:勇者の名に懸けてお前達の魂は、このガラダブラが刈り取る!
鉄也:勇者ガラダブラ…。その名に値するだけの強さの持ち主だな
甲児:だが、負けはしない…!お前に勇者の誇りがあるのなら、俺達にはマジンガー乗りの誇りがある!

甲児:よし…!俺達の勝ちだ!
舞人:でも、甲児さん…。あの敵は、いったい何だったんです?
鉄也:それは俺が説明しよう
甲児:鉄也さん…
鉄也:奴等は、このアル・ワースから俺達の世界へ侵攻を開始した一団だ
ルルーシュ:時空を超えて、『平和の世界』を襲ったという事か…
鉄也:奴等はオリュンポスの神と名乗り、ミケーネ地方の人間達に自らを祟めさせた
鉄也:だが、その中の一人…ゼウス神の裏切りによって、支配者であるハーデス神は倒され…
鉄也:奴等は、このアル・ワースに撤退せざるを得なかったんだ
ワタル:すごいね…!オジサン、物知りなんだ!
舞人:ワタル…!失礼だぞ!
鉄也:いや…構わんさ。俺は正真正銘のオジサンだからな
マサキ:正真正銘…って、どういう事だ?
甲児:鉄也さんは、俺の母さんの弟…つまり、俺の叔父さんなんだ
さやか:ちょっと待って、甲児君!
ボス:その剣鉄也って人は確か死んだはずじゃ!
甲児:そうだな…。それについては説明してもらわなきゃ…
鉄也:待て…!まだ何か来る!
敵機出現
暗黒大将軍:ほう…。勇者と謳われたガラダブラを倒すとはなかなかの男達だ
暗黒大将軍:さすがはゼウスの右腕と左腕…。名を聞かせろ
甲児:あの風格…!ミケーネの幹部か!
鉄也:自ら神を名乗るにしては礼儀知らずだな。他人に名を尋ねる時にはまず自分から名乗るものだ
ミケーネ神:貴様!人間の分際で!
暗黒大将軍:よせ…。確かに礼を失していたのは俺の方だ
暗黒大将軍:我が名は暗黒大将軍!オリュンポスの将にして、ハーデス様より無敵の軍勢を預る者だ!
暗黒大将軍:名を名乗れ、人間よ!
鉄也:グレートマジンガーのパイロット、剣鉄也!
甲児:マジンガーZのパイロット、兜甲児!
暗黒大将軍:剣鉄也と兜甲児か…
暗黒大将軍:我が剣によって死する者!その名、覚えておいてやろう!
鉄也:来るか!
アマリ:あれは…!
ホープス:はい…。爆雷のドグマ…それもかなり高レベルの使い手によるものです
敵機出現
ベルリ:魔従教団!
ショウ:先頭のあの機体…!異界の門を開いた時にもいた奴だ!
暗黒大将軍:魔従教団め…!この時代でも我等の邪魔をするか!
セルリック:エンデの名の下に法と秩序を守る…。それこそだ我等の使命ですから
暗黒大将軍:ちいっ…!剣鉄也と兜甲児…!この戦い、預けるぞ!
ミケーネ軍撤退
ワタル:ミケーネが帰っていく…
シバラク:さすがは魔従教団だ!
グランディス:安心するんは早いよ
アンジュ:私達…教団と戦った事がある身なんだから
セルリック:ご安心を。過去に不幸な行き違いがあったようですが、私達は、あなた方と戦う気はありません
セルリック:私の名はセルリック・オブシディアン…。魔従教団の法師を務めております
サリア:法師…?
ホープス:術士を束ねる存在…。教団の実行部隊の最上位です
幻龍斎:そんな大物がおいでになるとは…!
セルリック:エクスクロスの皆さん…。先程のオリュンポスの神々の復活の事でお聞きしたい事があります
セルリック:また、ドアクダー軍団やミスルギ皇国の件もありますので、皆さんをご招待して、お話を伺いたいと思います
セルリック:私共の招待…お受けいただけるでしょうか?
ドニエル:いきなり言われても…
倉光:ですが、こちらも情報をまとめる必要があるでしょう
ネモ船長:セルリック法師…。そちらの提案をお受けします
セルリック:ありがとうございます
セルリック:アマリ・アクアマリン…。君にも話がある
アマリ:……
セルリック:決して悪いようにはしない。ここは私に任せてくれたまえ
アマリ:…わかりました
ホープス:(ついに来たのですね、この日が…)


甲児:…鉄也さん…。あんたはバードス島で生命を落としたと聞いていたけど…
鉄也:死んでいなかった…。いや、死ぬ事を許されなかったと言うべきか…
甲児:え…
鉄也:お前の父親である兜剣造は寄生されたケドラからのフィードバックでいつの日かミケーネが復活する事を知った
鉄也:その時に備え、剣造は俺を蘇生させ、冷凍睡眠処置を施した…
鉄也:そして、戦う力としてグレートマジンガーを造り上げたんだ
甲児:グレートは…俺の父さんが造ったマジンガー…
鉄也:だが、残念ながら剣造も姉さんもあしゅらの企みに踊らされ、結局、儀式の決行を許してしまった
鉄也:そして、あしゅらの開いた異界の門にお前達が吸い込まれた時、あの場にいた俺も自らその中に飛び込んだんだ…
鉄也:そして、このアル・ワースでミケーネの行方を追い続け、今日お前と再会する事が出来たんだ
甲児:そうだったんだ…
鉄也:すまん、甲児…。俺達はミケーネの復活を阻止できず、今日もまたお前の危機に間に合わなかった…
甲児:何を言ってんだよ、鉄也さん!
甲児:鉄也さんとエクスクロスが来てくれたから、俺はこうして生きているんだ
鉄也:甲児…
甲児:終わった事は終わった事だ!こうしてダブルマジンガーが揃ったからにはミケーネもドアクダーもぶっ飛ばしてやろうぜ!
鉄也:我が甥っ子ながら、頼もしい奴だ
鉄也:お前の成長した姿…剣造にも是非見せてやりたいぜ
甲児:それを聞いたら、ますます死ねなくなった
甲児:鉄也さん…。この戦い、必ず生き抜いて、一緒に帰ろう
鉄也:ああ…
鉄也:(約束するぞ、剣造、姉さん…。俺の生命に代えても、甲児を守り抜いてみせる)
鉄也:(それが俺とグレートマジンガーの新たな使命だ…)
さやか:よかったわね、甲児君…
お菊:弟さんと甲児坊ちゃんの事を知ったら、女将さんも喜ぶだろうね
安:甲児じゃねえか、俺達もこりゃ死ぬわけにゃいかねえな
ボス:でも、あのミケーネとかいう連中、並じゃねえっスよ!
クロス:ああ…。奴等の大将の暗黒大将軍とかいう奴…只者じゃねえ迫力だった
ワタル:大丈夫だよ、クロスのオジサン!
シバラク:うむ…!こちらには何と言っても魔従教団がついているからな!
幻龍斎:お主達が教団と戦ったという話を聞いて、危うく腰が抜けるところだったが、何とか誤解も解けたようで良かったウラ!
ショウ:問題は、脱走者であるアマリの処分だろうな
ワタル:そのアマリさんは?
マーベル:ホープスの所に行ってるわ。今後の事を相談するみたい
ワタル:もし、教団の人がアマリさんを責めたら、僕達も一緒に謝ろうよ
グランディス:あいつには世話になったからね。弁護ぐらいはしてやるさ
ジャン:相手は法と秩序の番人なんだもの。話せば、きっとわかってくれるよね
舞人:きっと大丈夫だ。さっきも悪いようにはしないと言っていたし
グランディス:悪党共の天敵が味方になって、おまけに帰還の方も目処が立ったってわけだね
サンソン:こっちの世界に跳ばされて、色々と苦労したが、やっとゴールが見えてきたようだぜ
ハンソン:後はそこに向けて一直線だ
シバラク:いや~楽しみだな~。魔従教団の神殿にご招待か~
ワタル:いったいどんな所なんだろうね…!

ファクトリー会話

ホープス:(来るべき時が来たのなら、覚悟を決めるまでです…)
ホープス:(さようなら、マスター…。残念ですが、我々は間に合わなかったようです…)

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Posted by aics