スパロボX攻略 第19話『決別』

2018年11月23日

スパロボX攻略 第19話『決別

勝利条件:敵の全滅。
SR獲得後:4ターン目を迎える。へ変更。
4ターン目を迎えた後:7ターン目終了までにマップ端までシグナスとN-ノーチラス号を移動させる。へ変更。
敗北条件:シグナスの撃墜。
4ターン目を迎えた後:味方戦艦の撃墜。アンジュの撃墜。8ターン目を迎える。へ変更。
SR獲得条件:3ターン味方フェイズ以内に敵を全滅させる。

  • 初期味方:シグナス・12機体
  • 初期敵:サーペント×3・カットシー×3・クーゲル×3・ピレスロイド×8

戦闘進捗

4PFイベント後
味方増援:N-ノーチラス号ゼルガードヴィルキスアーキバス バネッサ・カスタム蜃気楼ランスロット・アルビオン
敵機増援:空中戦艦×2・サーペント×8・グバルディア×8

空中戦艦撃破:アトランティスの遺産獲得。
空中戦艦撃破:青い聖石獲得。
ファクトリー会話後:TacP100獲得。

概要

アンジュに協力し、ミスルギ皇国の帝都に奇襲を仕掛ける一行。
アンジュはシルヴィアの元にたどり着くが、それは彼女を処刑するための罠だった。しかし、ゼロの知略とタスクの活躍によりアンジュは窮地を脱する。
腐りきったマナの国の支配者であるエンブリヲの存在を知ったアンジュは、自らが生きるために世界を破壊する事を高らかに宣言するのであった。

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会話

アンジュ:……
ジル:妹の処刑の報にショックを受けているようだな
アンジュ:わざわざ、ネモ船長を通して私に連絡をしてきた意味は?
ジル:モモカ・萩野目という人間に心当たりは?
アンジュ:…私の筆頭侍女だった子よ
ジル:そのモモカから、アルゼナルにメッセージが届いた
アンジュ:モモカから…?
ジル:アルゼナルに渡をつけるだけでも相当の苦労をしただろうな…
ジル:そちらにメッセージを転送する。それを見て、どう判断するかはお前の自由だ
アンジュ:……
エレクトラ:アルゼナルからの映像、受信しました
ネモ船長:再生しろ
モモカ:…アンジュリーゼ様にこの映像が届く事を祈ります
アンジュ:モモカ…
モモカ:これは、シルヴィア様がジュリオ様に捕えられる直前に私に託されたものです
モモカ:シルヴィア様からアンジュリーゼ様へのメッセージ…お聞きください
シルヴィア:お姉様…
アンジュ:シルヴィア…
シルヴィア:もうすぐ私はジュリオお兄様によって処刑される事になるでしょう…
シルヴィア:ですが、私は少しも怖くはありません。だって、この胸にはいつだってお姉様がいるのですから
シルヴィア:ただ最後に一目だけでもお姉様にお会いしたかった…
シルヴィア:さようなら、お姉様…。シルヴィアはお姉様の妹に産まれて幸せでした…
アンジュ:……
モモカ:申し訳ありません、アンジュリーゼ様…。モモカはどうしようもなく無力です
モモカ:シルヴィア様のお声をアンジュリーゼ様にお届けする事が、このモモカに出来る事の精一杯です…
モモカ:さようなら、アンジュリーゼ様…。シルヴィア様と共に遠い地でお元気である事を祈っております
アンジュ:シルヴィア…モモカ…

アンジュ:……
ホープス:お待ちしておりました、アンジュ様
アンジュ:私の脱走を手伝ってくれる物好きがこんなにもいるとはね…
青葉:そう言うなよ、アンジュ
ジュドー:妹さんを助けに行くって聞けば、そりゃ放ってはおけないさ
カレン:とりあえず、あんたはアイーダさんの指示で周辺に偵察に出るって事になってる
ジャン:ヴィルキスには燃料を積めるだけ積んでおきましたから
グランディス:どこまで行けるかは、あんた次第だ。頑張りなよ、アンジュ
ワタル:僕達…出来るのは、これくらいだけどアンジュさんの無事を祈ってるから
アンジュ:ありがとうね、ワタル。その気持ちだけで十分よ
アンジュ:それに意外な面子がいたのも嬉しかったわ
ディオ:…送られてきたメッセージは俺達も見た。妹は…歩けないのか?
アンジュ:小さい頃…シルヴィアは私と一緒に馬に乗っていた時に落馬して、それからずっと車椅子なの…
アンジュ:だから、私には…あの子を助ける義務がある
ディオ:俺と同じだな
アンジュ:え…
ディオ:俺の妹もゾギリアの攻撃で歩けなくなった…。俺達の部隊が、もう少し早く妹の住む街に着いていれば、そんな事にはならなかっただろうに…
ディオ:だから、俺はゾギリアを必ず潰すと誓った…
アンジュ:話てくれてありがとう、ディオ。頑張ってくるよ
ナディア:でも…無理はしないでね
アンジュ:……
ナディア:おかしなこと言った?
アンジュ:ううん…。そう言えば、あなたとは何度もケンカしたな…って思って…
ナディア:そういう最後の別れみたいな事は言わないで
ナディア:いつもみたいに強気で自信満々な所を見せてよ、お願いだから…
アンジュ:自信なんてないよ…
アンジュ:でも、必ずやってみせるから
ナディア:帰ってくるの…待ってる
ホープス:ここにいらっしゃない方々もそれぞれのやり方でアンジュ様を支援してくださっています
ホープス:ヴィルキスに資材や物資を回してくれた方…各セクションに根回しをしてくれた方…上位者へ進言してくれた方…
ホープス:多数の励ましの言葉も預かっております
アマリ:ホープス…。あなたも頑張ってください
ホープス:お任せください。全身全霊でアンジュ様をサポートするつもりです
アンジュ:じゃあ行こうか、ホープス
ヒルダ:…どいつもこいつも脱走を甘く見やがってよ…
アンジュ:ヒルダ…
ロザリー:わかってんのかよ、イタ姫?一応、今はあたし達…任務中なんだぜ
クリス:それを放棄して勝手な行動をしたら、脱走扱いになるに決まってる
アンジュ:この前はアクシデントって事で不問になったけど、今回は極刑になるかもね…
ヒルダ:そいつは噂だけだ。本当は全財産と任務拒否権の没収だよ
アンジュ:詳しいじゃない、ヒルダ
エルシャ:アンジュちゃんとヴィヴィちゃんが行方不明に間にヒルダちゃんも脱走したのよ
サリア:もっとも逮捕されて結果は、さっきヒルダの言った通りの事になったのだけどね
アンジュ:そんな事があったんだ…
ヒルダ:それでも行くのか?
アンジュ:当然よ
アンジュ:逆に聞くわ、ヒルダ。あなたは、どうして脱走したの?
ヒルダ:…会いたい人がいたんだよ…
アンジュ:会いたい人…?
ヒルダ:あたしを生んだ人だ
ヴィヴィアン:(生んだ人って…どういうこと?)
エルシャ:(お母さんって事よ)
ヴィヴィアン:(何だ、それ…?)
アンジュ:その人に会えたの?
ヒルダ:まあな…
ヒルダ:だが娘と言ったって、あたしはノーマだ…。あの人にとっては化け物が現れたのと同じ扱いだったさ…
アンジュ:……
ヒルダ:だから、言っとく。お前がどれだけ意気込んだって、世界はお前を裏切るに決まってるからな
アンジュ:…優しいんだね、ヒルダは。私を気遣ってくれて
ヒルダ:ば、馬鹿!お前…何言ってやがる!
アンジュ:でも、大丈夫…。私は絶対にシルヴィアを救いだしてみせるから
ルルーシュ:…まったく…。脱走するんなら、もう少しひっそりとやれ
カレン:ルルーシュ…!
アンジュ:エクスクロス参謀サマとしては私を止めに来たわけ?
アンジュ:だった、覚悟をしてもらう。邪魔するのなら、たとえ仲間だろうと私は…
ルルーシュ:お前の決意をくじく事は出来ないのはとっくに理解している
ヴィヴィアン:さっすが、似た者同士!男アンジュ
サリア:黙ってなさい、ヴィヴィアン…!
アンジュ:じゃあ、何…?柄にも無く激励に来たの?
ルルーシュ:もう少し役に立つものを持ってきてやった
ルルーシュ:エクスクロスを挙げてのミスルギ皇国突撃作戦のプランだ
アンジュ:え…
ルルーシュ:プランの発案はネモ船長だ。それを俺が実施計画にまとめた
アンジュ:あなた…意外にいい奴なのね
ルルーシュ:誤解するな。これは謎に包まれたミスルギに風穴を開けるのにも効果的だと判断したまでで…
ルルーシュ:決してお前の境遇に同情したとか、そういったものでは…
ワタル:ルルーシュさん、照れてるの?
カレン:真実の鏡の効果は、まだ続いてるみたいだね
ルルーシュ:とにかくだ…!作戦として承認された以上、もうこそこそする必要はない!
ルルーシュ:30分後には、ブリーフィングを開始する!各自、アンジュを助けたいのなら、作戦遂行に全力を尽くせ!
青葉:了解!
アンジュ:ありがとう、みんな…
サリア:いつになく素直ね
ロザリー:いつもそんなんなら、ちっとは可愛げもあるんだけどな!
アンジュ:うるさいよ…!
ヒルダ:精々頑張んな、イタ姫。失敗した時の泣きっ面を楽しみにしてるよ
アンジュ:そんな顔をあなたに見せたくない…ってだけでさらにやる気が出るよ
アンジュ:(待っていてね、シルヴィア…。私が…ううん、私達があなたを助けに行くから…)

第19話『決別』
レーネ:湾岸の防衛部隊を突破!N-ノーチラス号は、そのまま敵部隊を足止めしています!
アネッサ:ミスルギ皇国の皇宮、視界に入ります!
倉光:シグナスは、このまま前進!上陸後、すぐに機動部隊を展開!
アネッサ:各機、発進準備を願います!
出撃準備画面:シグナス・12機体
シーブック:出撃できるのは、これだけか…!
カレン:メガファウナの方にも機体を回してるから、仕方ないよ!
ベルリ:しかし、思い切った作戦を考えるね、ルルーシュさんって
ゼクス:マナの国に侵入した後はメガファウナを陽動に使い、残り二艦はミスルギ皇国に直行…
ノイン:さらにN-ノーチラス号が防衛部隊を食い止めている間に皇宮を目指すとは…
ショウ:こうもスムーズに、ここまで来られたのはネモ船長が提示したルートがあったからだって聞く
マサキ:あのオッサン…相変わらず、独自の情報源を持ってやがるぜ
ジェレミア:今、皇宮突撃部隊から連絡が来た。協力者と接触したとの事
ヒイロ:こちらの相手も来たぞ
敵機出現
セシリー:キャピタル・アーミィにゾギリアにマリーメイア軍…
アイーダ:ミスルギに従う者が勢揃いですね
舞人:あの円盤みたいなものは?
シーブック:あれは対人兵器のはずだが、ここで出してきた以上、機動兵器とも戦えるようにチューンされているだろう
ヒルダ:ハ…!おもしれえ!片っ端から叩き落としてやるぜ!
万丈:突入部隊を援護するためにも派手に行くぞ!
ワタル:よぉし!思い切り暴れて、この国を支配しているドアクダー軍団を引きずり出してやる!

モモカ:アンジュリーゼ様!
アンジュ:出迎えありがとう、モモカ
モモカ:髪の毛、お切りになられたのですね…。それに雰囲気も少し変わられたような…
アンジュ:少しじゃないと思うけどね
モモカ:でも、アンジュリーゼ様はアンジュリーゼ様です。モモカの忠誠は変わりません
アンジュ:言っておくわね、モモカ。今、あなたの前にいるのはミスルギの皇女アンジュリーゼじゃないから
アンジュ:私はアンジュ…。アルゼナルのパラメイル第一中隊所属、エクスクロスの只のアンジュだから
モモカ:かしこまりました、アンジュリーゼ様!
アンジュ:…もういいわ、それで
アマリ:急ぎましょう、アンジュさん。周囲が陽動を仕掛けている間に妹さんを救い出します
モモカ:こちらの方は?
アンジュ:魔従教団の術士よ。個人的に協力してくれてる
モモカ:教団が助けにきてくれたわけではないのですね…
アンジュ:法と秩序の番人を名乗りながら、連中はミスルギのノーマ差別や侵略行為は見逃しているものね
アンジュ:もっとも、私も…自分がノーマだと発覚する前は彼女達を人間扱いしてなかったけど…
アマリ:ホープスが先行しています。私達も行きましょう
モモカ:では、アンジュリーゼ様、術士様!皇宮内の案内はお任せください!
アンジュ:(待っていてね、シルヴィア…!今、行くから!)

ジュリオ:そこまでだ、暴徒達め!
ジュリオ:我が名はジュリオ・飛鳥・ミスルギ!この神聖ミスルギ皇国の皇帝にして、マナの国々の盟主でもある!
倉光:あれが噂のジュリオ陛下か…
倉光:(この無意味に芝居めた登場の仕方…。クリム大尉の言う無能が服を着て歩いている評も的外れとは言えないね…)
ジュリオ:我が臣民達に告げる!私はアル・ワースの秩序のためにも暴徒に容赦はしない!
ジュリオ:我等のミスルギに土足で踏み込んだ者達に今こそ正義の鉄槌を下そう!
レーネ:いかがします、艦長?
倉光:協力関係にあるアメリア軍への義理もあれば、これまで一方的に攻撃されてきた事に対するお礼もある
倉光:向こうを黙らせるためにも一度、こちらの力を示す必要もあると判断する
青葉:了解です、倉光艦長!
ディオ:街や市民に危害を加えるつもりはないが、ミスルギについた者は叩く…!
シモン:この国は変わっちまった…。少なくとも前の王様は周りを侵略するなんて事はしなかった…
シモン:行こうぜ、みんな!悪党に成り下がったミスルギの土手っ腹に風穴開けてやれ!

SR獲得後ro敵全滅後?
アネッサ:敵部隊の壊滅を確認しました
倉光:気を抜いては駄目だよ。まだ何か出て来る可能性がある
倉光:突入部隊が戻るまで、各機と本艦は、警戒態勢のままで待機だ

4PF
ベルリ:まだなの、アンジュ!
ショウ:あの皇宮で、いったい何が起こっているんだ…

ミスルギ兵:何としても止めろ!これ以上、奴等を先に進ませるな!
アマリ:申し訳ありませんが、ドグマを使わせていただきます!
アマリ:光の矢よ、舞いなさい!IMPETUS!
ミスルギ兵:馬鹿な…。何故…魔従教団が…ミスルギに介入を…
アマリ:教団は関係ありません…。私は一人の人間として、行動するのみです…
アマリ:アンジュさん!こちらは沈黙させました!急いでください!
アンジュ:わかっている!
ホープス:アンジュ様!この先にある広場にシルヴィア様らしき方がいるようです!
アマリ:アンジュさん、モモカさん!ここは私一人で食い止めます!
アンジュ:恩に着るよ、アマリ!
モモカ:行きましょう、アンジュリーゼ様!
アンジュ:シルヴィア!今、行くからね!

モモカ:ひ、広場が、こんな事になっているなんて…
アンジュ:暗くて、よく見えないけど…処刑場のつもり…?
シルヴィア:アンジュリーゼお姉様!
アンジュ:シルヴィア!無事なのね!
シルヴィア:来て下さったのですね…!お姉様!
アンジュ:妹のだめだもの、当然でしょ!
アンジュ:さあ逃げるわよ!私の背中に乗って!
シルヴィア:アンジュリーゼお姉様…
シルヴィア:死になさい!!
???:伏せろ、アンジュ!
アンジュ:シルヴィア…!何を…!?
シルヴィア:余計な邪魔が入らなければ、このナイフで化け物を殺せたのに…!
アンジュ:シルヴィア…!
シルヴィア:馴れ馴れしく呼ばないで!あなたなんて姉でもなんでもありません!この化け物!
シルヴィア:どうして…!どうして生まれてきたんですか!?
アンジュ:シル…ヴィア…
シルヴィア:あなたさえ生まれてこなければ、お父様も、お母様も、お兄様も、わたくしも!みんな…みんな幸せだった…!
シルヴィア:あなたがいなければ…わたくしが歩けなくなる事もなかった…!お母様が死ぬ事もなかった…!
シルヴィア:あたなが全部奪ったんです!全部壊したんです!お母様を返して!
シルヴィア:この化け物!この化け物!大っ嫌い!!
ゼロ:そこまでにしろ。これ以上は聞くに耐えん
スザク:立てるかい、アンジュ?
アンジュ:スザク…。それにあっちの仮面はルルーシュ…
ゼロ:悪に対峙する時の俺は、一個の人間ではない。ゼロという記号だ
シルヴィア:悪!?化け物を退治しようとした私を悪だと言うの!
ゼロ:アンジュ宛のメッセージを見た時から気付いていた。悲しみを装う裏にドス黒い怒りと憎しみが渦を巻いていたのを
アンジュ:あなた…こうなる事を知っていて、スザクを用意させていたの?
ゼロ:…君に真実を認識してもらうためにこのようなやり方をした事は詫びる
シルヴィア:何なのよ、あなたは!?
ゼロ:人の醜さを散々見てきたおかげで俺は肉親の情さえも信じなくなった…
ゼロ:そして、今回の件で世の中には、生命を懸けて信じられる妹もいれば、信じるに値しない妹もいる事を知った
???:…貴様という男のせいで私の描いた筋書きは台無しだよ…
ジュリオ:だが、絶望にくれた化け物の表情が見られたのは良しとしよう
アンジュ:ジュリオ…お兄様…?
ジュリオ:無様な姿だな。落ちぶれた果ての皇女殿下の哀れな末路に相応しい
スザク:この男がミスルギ皇国の皇帝…!つまりは戦いの元凶!
ゼロ:いや…違うな…。この男は、その器ではない…
スザク:え…
ジュリオ:まあいい…。どうせ、お前達は袋のネズミ…
ジュリオ:邪魔者共々、私の用意したステージに上がってもらおう
アンジュ:ステージ…!?
ジュリオ:灯りをつけろ、リィザ
リィザ:かしこまりました
市民:あれが16年の間、我々を騙していたアンジュリーゼか!
市民:いや、もうアンジュリーゼはいない!あそこにいるのは薄汚いノーマだ!
アキホ:つるせ!絞首台のノーマをつるせ!
市民:つるせ!
スザク:こんなにたくさんの人がいたのか…!
モモカ:ア、アンジュリーゼ様のご学友のアキホさんもいる…!
ゼロ:ジュリオ・飛鳥・ミスルギ…。貴様、アンジュを捕え、処刑する様を見世物にするつもりだったか…!
ジュリオ:その通り!臣民には、それを見る権利がある!
シルヴィア:それに、この化け物を辱めなければ、わたくしの気が済みません!
モモカ:シルヴィア様!何故…何故、こんなひどい事を…!
シルヴィア:ひどい…?このノーマが…汚らわしく暴力的で反社会的な化け物がわたくしのお姉様だったのですよ?
シルヴィア:それ以上にひどい事が、この世にあって?
アンジュ:……
シルヴィア:謝りなさい!『私がノーマだから悪いんです。ごめんなさい』って!
アキホ:シルヴィア様の言う通りよ!
モモカ:アンジュリーゼ様…
ジュリオ:感謝しているよ、モモカ
モモカ:え…
ジュリオ:私達に断罪の機会を与えてくれた事を
ジュリオ:洗礼の儀でアンジュリーゼの正体を暴いたのは私だ
アンジュ:……
ジュリオ:フフ…16年もの間、皇室に巣くっていた害虫がようやく駆除された
ジュリオ:後はドラゴンに食い殺されたという報告を待つだけ…と思っていたが、それも待てなくなったのでね…
ジュリオ:そこでだ、モモカ…。シルヴィアと共に、このステージを考え、お前にも手伝ってもらったんだよ
モモカ:!
ジュリオ:そうでなければ、一介の侍女が世界の果てに追放されたノーマに連絡を取る手段などあるわけないだろう?
ジュリオ:踊らされているとも知らず、シルヴィアのために戦うお前達の必至な姿…。実に見ものだった
モモカ:そんな…そんな…!
ジュリオ:ノーマを守ろうとした馬鹿な皇后は死に、国民を欺いた愚かな皇帝は処刑された!
アンジュ:お母様、お父様…
ジュリオ:皇家の血を引く忌まわしきノーマ、アンジュリーゼ!お前の断罪を以て、皇家の粛清は完了する!
ジュリオ:今日より、この国は生まれ変わるのだ!神聖ミスルギ皇国として!
ジュリオ:初代神聖皇帝ジュリオ一世が宣言する!今より、ノーマとその仲間をこの場で処刑する!
スザク:お前は…最低の人間だ
ゼロ:その下劣さ…悪という言葉さえもお前には足りない
ジュリオ:何とでも言うがいい!暴徒の言葉など、この私の耳には届かぬ!
アンジュ:……
モモカ:どうして…!どうして、アンジュリーゼ様だけが…こんなひどい目に…!
ジュリオ:決まっているだろう?あの女がノーマだからだ
アンジュ:(モモカ…。あなたやエクスクロスの人達はこの国の人間とは違う…)
アンジュ:(差別や偏見…ノーマだとか人間だとか関係なく、私を受け入れてくれた…)
アンジュ:(それに比べて…)
アキホ:つるせ!絞首台にノーマをつるせ!
市民:つるせ!
市民:つるせ!
市民:つるせ!
アンジュ:これが…平和と正義を愛するミスルギ皇国の民…?
アンジュ:豚よ…!こいつ等みんな…言葉の通じない醜くて無能な豚共よ!
アンジュ:こんな連中を生かすために…私達ノーマはドラゴンと…!
ジュリオ:黙れ、ノーマめ!
アンジュ:!
リィザ:これは…歌…?
ジュリオ:永遠語り…。ミスルギ皇国の皇家に代々伝わる歌…
シルヴィア:それはお母様の歌よ!ノーマの分際で汚さないで!
アンジュ:(お母様…。あなたが、この歌を私に教えてくれた日の事を昨日のように思い出します…)
アンジュ:(お母様は私に光の加護があらん事を願ってくれた…。でも…私は…)
ジュリオ:いいだろう、化け物め!その歌と共に死すがいい!
ゼロ:フ…
ゼロ:フフフフフ…ハハハハハ!
ジュリオ:貴様、何がおかしい!?
ゼロ:詰めが甘いどころか、勝手に勝ったつもりになっているのが、あまりにおかしくてな…
ゼロ:罠である事を知っていた俺が、何の準備もせずに、ここに来ていると思ったか?
ジュリオ:何っ!?
ジュリオ:うおっ!
リィザ:ジュリオ様!皇宮内の各所に爆発物が仕掛けられているようです!
ジュリオ:か、仮面の男!お前の仕業か!
ゼロ:その通りだ
ゼロ:だた、時限装置のタイミングが遅かったおかげで貴様のつまらん話を聞かねばならなかったのは失敗したがな
モモカ:で、でも…やり過ぎでは?
ゼロ:ここまで腐りきった国ならば徹底的に破壊するしかあるまい
ジュリオ:貴様はーっ!!
ゼロ:覚えておくがいい、無能な男よ!
ゼロ:我が名はゼロ!アル・ワースに巣くう悪はこの私が潰す!
スザク:立つんだ、アンジュ!僕が先導する!
アンジュ:……
スザク:アンジュ!
アンジュ:徹底的に…破壊する…
ジュリオ:こうなれば、あの女だけでも…!
???:アンジュ!
アンジュ:あなたは…!
タスク:逃げるよ、アンジュ!
アンジュ:タスク…!どうして、ここに!?
タスク:ジルに頼まれたんだ。君がピンチになったら、助けてやってくれって
アンジュ:ジルって…司令に!?
タスク:事情は後で話す!とにかく今は逃げよう!
アンジュ:その前に…タスク!何か武器、持ってない!?
タスク:シュリケンなら…
アンジュ:借りるわよ!
ジュリオ:おのれ、アンジュリーゼ!逃げられると思うなよ!
アンジュ:感謝していますわ、お兄様。私の正体を暴いてくれて…
アンジュ:ありがとう、シルヴィア。薄汚い人間の本性を見せてくれて
シルヴィア:ひ…!
ジュリオ:ア、アンジュリーゼを逃すな!殺しても構わん!
アンジュ:さようなら、腐った国の家畜ども!
ジュリオ:ひああああああっ!
リィザ:ジュリオ陛下!
ジュリオ:い、痛い…!痛いよぉぉぉっ!!

エンブリヲ:…いささか騒がしくなってきたね…
エンブリヲ:私としても望み通りの展開ではあるが…
エンブリヲ:そして、珍客のご登場か
ネモ船長:……
エンブリヲ:久しぶりだね、あなたとは。少しお年を召されたかな?
ネモ船長:お前は変わらんな
エンブリヲ:そちらの女性は、君の娘さんかな?
エレクトラ:……
エンブリヲ:あなたに近しい人間ではあるけど、娘ではないようだね
エンブリヲ:しかし、驚いたよ。あのエクスクロスなる連中を陽動に使い、あなた自身が乗り込んでくるとはね
ネモ船長:こちらも手段を選んでいる余裕はない
ネモ船長:ガーゴイルと組んで、何をするつもりだ?
エンブリヲ:答える義務はないよ。彼の方は、あの時と目的は変わらないだろうけどね
ネモ船長:そうか…
エンブリヲ:もうお帰りかな?お茶ぐらい飲んでいったら、どうだい?
ネモ船長:今日は挨拶に来たまでだ。どのみち、今の我々に出来る事はない
ネモ船長:だが、お前とガーゴイルを我々は絶対に許さない
エンブリヲ:挨拶と言うよりも宣戦布告だね
エンブリヲ:いいだろう、王よ。いずれ君と君の娘のブルーウォーターはもらい受けよう
ネモ船長:私の生命に代えてもお前の企み…阻止してみせる
エンブリヲ:フフ…楽しみが一つ増えたよ

味方増援ゼルガードヴィルキスアーキバス バネッサ・カスタム蜃気楼ランスロット・アルビオン
スザク:アマリさん!モモカさんを頼みます!
アマリ:任せてください!ゼルガードの操縦席ならば、女の子一人ぐらいは余裕で入れますから!
モモカ:よろしくお願いします、術士様
ホープス:ご安心を。モモカ様は我々が守りますので
アマリ:ホープス…。あなたには、後で話があります
ホープス:かしこましたした。まずは、ここからの脱出を考えましょう
カレン:アンジュ!妹さんは救えたの!?
ルルーシュ:それについては、後で説明する
スザク:気をつけて!追っ手が来る!
敵機増援
倉光:ネオ・アトランティスも出て来たか
レーネ:N-ノーチラス号も来ます!
味方増援N-ノーチラス号
エーコー:ご無事で何よりです、ネモ船長
ネモ船長:留守の間、ご苦労だった
機関長:奴は?
ネモ船長:昔と変わらぬ姿だった
操舵長:どうします?皇宮に一発ぶち込んでやりますか?
ネモ船長:無駄だ。まずは、この場を離脱する
倉光:出迎えに感謝します、ネモ船長
ネモ船長:倉光艦長、戦闘が長引けば、こちらが不利になります。今は脱出を優先しましょう
エレクトラ:周囲の状況から判断して、4分以内に、この場を離脱しなければ、決定的な追撃を受ける事になります
ネモ船長:聞いた通りだ、諸君!4分以内にシグナスとN-ノーチラス号はここを離脱する!
ネモ船長:各機は援護を!道を切り拓け!
エレクトラ:離脱ルート、表示します!
舞人:あそこまで戦艦をエスコートすればいいんだな!
シモン:だが、これまでの借りもある!可能な限り、追っ手は叩き落としてやるぜ!
アンジュ:……
ルルーシュ:戦えるか、アンジュ?
タスク:無理しないで、後退した方が…
アンジュ:…私は戦う…
アンジュ:私が生きる事を否定する全てのものと…!
モモカ:アンジュリーゼ様…
ヒルダ:で、そっちのアーキバスに乗ってるのは誰だよ?
タスク:俺はタスク…。ヴィルキスの…アンジュの騎士だ
サリア:もしかして、あなた…!この前に見た、男のライダー!?
ロザリー:それに騎士って、どういう事だよ!?
タスク:話は後だ…!今はアンジュを守って、この場を離脱する!
アンジュ:助けはいらないから、タスク…
タスク:でも…
アンジュ:私の敵は私が倒す…!私が生きるために!!

戦闘前①
スザク:お前達はゼロレクイエムを通過してもまだ戦いをやめないのか…!
スザク:ならば、僕が駆逐する…!僕はルルーシュの剣であり、もう一人のゼロなのだから!

戦闘前①-2
スザク:この国を包む空気…。ブリタニアとは違う意味での危うさを感じる…!
スザク:神聖ミスルギ皇国…!何なんだ、ここは…!

戦闘前②
ホープス:(私の目的は果たされました。骨を折った甲斐があったというものです)
アマリ:ホープス…
ホープス:どうしました、マスター?心の乱れは、そのままオドの乱れになりますよ
アマリ:そんな事は、あなたに言われなくてもわかっています!
ホープス:(フフ…戦いが終わった後にも楽しい事が待っているようですね)

戦闘前③
ネモ船長:(標的が定まった今…そこまでの道のりを最短距離で進むだけだ)
ネモ船長:(復讐の時は近い…。待っているがいい、エンブリヲ…そして、ガーゴイル…!)

戦闘前④
タスク:(アンジュ…。君は悲しみに耐え、怒りを力に代えて戦うんだね…)
タスク:(俺は君を守ってみせる…!ヴィルキスの騎士ではなく、アンジュの騎士として…!)

戦闘前④-2
タスク:(母さんの形見の、このアーキバス…。父さんの遺した使命…)
タスク:(でも、俺は俺の意思で戦う…!古の民の使命のためでなく、アンジュのために…!)
タスク:俺はアンジュを守る者…!アンジュの騎士だから!

戦闘前⑤
ルルーシュ:(差別、傲慢、享楽…。既に、この国は腐りきっている…!)
ルルーシュ:(アンジュ…!この国をどうしたいか、お前が決めろ!)

戦闘前⑥
アンジュ:(故郷…シルヴィア、お兄様…)
アンジュ:(もう私には失うものは何もない…!この生命以外は…!)
アンジュ:(ならば、戦う…!生き抜くために!この国を…世界を破壊してでも!)

敵機全滅後
エレクトラ:追撃部隊の壊滅を確認!
ネモ船長:我々の目的は、この場の離脱だ。それが果たせられない場合は敗北する事になる
ネモ船長:各員、それを忘れるな

MAP端到着後
操舵長:ネモ船長!敵を振り切りました!
ネモ船長:N-ノーチラス号は、この地点で待機!シグナスの離脱を援護する!
操舵長:了解です!

エレクトラ:シグナスも追撃部隊を振り切りました!
ネモ船長:N-ノーチラス号、全速前進…!このままシグナスと共に離脱する!
アンジュ:(さようなら、ミスルギ皇国…私の故郷…)
アンジュ:(もう私に帰る場所はない…。この国は…私の敵だから…)

エンブリヲ:(フフフ…面白い事になってきたよ…)
エンブリヲ:(それだけではない…。私のずっと求めていたものが見つかったかもしれない…)
???:上機嫌だな、エンブリヲ
エンブリヲ:君も得るものがあっただろう?標的とその仲間達を見る事が出来たのだから
???:…お前には感謝している
エンブリヲ:それには及ばないさ
エンブリヲ:(今ここにある全ては私のために存在しているのだからね…)

アイーダ:…メガファウナから連絡が入り、向こうの無事も報告されたわ
ベルリ:とりあえず、これで一安心ですね
ワタル:でも、結局…ドアクダー軍団は出て来なかったね
シバラク:あれだけ大暴れしたのに奴等が出て来なかったとなると…
シモン:ミスルギがドアクダーに支配されてるって線はなさそうだな
青葉:でも、そうだとしたら、ますますミスルギの戦略ってものがわからねえぜ…!
シバラク:異界人を帰還させる方法はともかく、ドアクダーと同じくらい悪い奴がミスルギのトップにいるのだろう
ジュドー:それが世界征服を企んでいるってわけか…
シモン:ミスルギのトップ…あのジュリオという男か…
ワタル:あの人…アンジュさんのお兄さんなんだよね…
アンジュ:気にしなくていいよ、ワタル。あんな奴は、兄でも家族でも何でもない
アイーダ:アンジュ…
セシリー:なんて言えばいいか、わからないけど…
アンジュ:そんな顔しないでよ。シルヴィアの事も、もう吹っ切ったから…
モモカ:ですが…
アンジュ:それよりいいの、モモカ?私に付き合うって事はミスルギを捨てる事になるのよ
モモカ:どこまでもお供させていただきます。アンジュリーゼ様のお側が、このモモカの居場所ですので
アンジュ:ありがとう…
ヒルダ:強がりはみともねえな、イタ姫
アンジュ:ヒルダ…
ヒルダ:早く泣き叫びなよ。それを見るのが、あたし達の楽しみなんだから
アンジュ:残念だったわね、ヒルダ。あなたが警告してくれたおかげで、それ程のショックはなかったみたい
アンジュ:それに私…新しい目標が出来たから、泣いてる暇なんてないの
ヒルダ:目標?
アンジュ:生きる意味って言ってもいいわ
ヴィヴィアン:それってエクスクロスで戦う事か?
アンジュ:確かにノーマにあるのは戦いだけだから、それは当たらずとも遠からずね。でも戦いが終われば、存在する意義もなくなる…
アンジュ:要するに、この世界には最終的にノーマの居場所なんてものはないのよ
サリア:仕方ないじゃない…
ヒルダ:それがノーマってもんだからな…
アンジュ:あんた達は、それでいいの?誰かが勝手に決めたルールに従って、一生負け犬として暮らすのがお望み?
ヒルダ:けどよ…
アンジュ:まったく…バカバカしくって笑えてくるわ…!偏見と差別に凝り固まった愚民ども…。ノーマってだけで馬鹿みたいに否定しか出来ない…
アンジュ:マナが使えないのは、そんなにいけない事…?違ってちゃ…いけないの?
アンジュ:全てが嘘っぱちなのよ、あのミスルギって国は!友情とか…家族とか…絆なんて…!ああーっ!!
ヒルダ:お、おい…!
ヴィヴィアン:アンジュが切れた!
アンジュ:友情が素晴らしいとか、絆こそが美しいとか、見せかけの繁栄の中で平気で口走ってた自分を殴りたくなったわ!
ヒルダ:お前…バカ?
アンジュ:ほんと、バカよ!どいつもこいつもバカばっかり!世界は腐ってるわ!
アンジュ:…壊しちゃおっか、全部…?
クリス:ぜ、全部って…!?
ロザリー:世界をぶっ壊すって事か!?
エルシャ:それがアンジュちゃんの目標…
サリア:アンジュの生きる意味…
アンジュ:少なくともマナの国の中心にいるミスルギは潰す…!
アンジュ:私を虐げ、辱め、貶める事しか出来ない世界なんて私から拒否してやる…!こんな…腹立たしくて、苛立たしくて、頭にくる世界…!
ヒルダ:ふ…ふふ…
ヒルダ:ふふふ…ははははは!気に入ったよ、イタ姫…いやアンジュ
アンジュ:やる気になったみたいじゃない、ヒルダ
ヒルダ:まあな…。お前のバカが、あたしにも伝染したみたいだよ
ヒルダ:あたしもぶっ潰してやるよ!脱走したあたしを逮捕したポリ公共もこの世界のルールも何もかもな!
ロザリー:あ、あたしもやるよ!いつまでもドラゴンと戦わされるなんて真っ平御免だ!
エルシャ:そうね…。アルゼナルの幼年部の子供達に未来や希望をあげたいし
クリス:で、でも…
サリア:落ち着いて、みんな!アンジュの口車に乗っちゃ駄目よ!
アンジュ:あなたでも止められないよ、サリア。このエクスクロスに来たことでみんな、自由の味を知っちゃったから
アンジュ:そうなるとエクスクロスがミスルギに追われているのは好都合…!みんなの力を使えば、やってやれない事もない!
アイーダ:私達を利用するつもり!?
アンジュ:あなた達だって身にかかる火の粉は払わなきゃならないし、丁度いいじゃない
ベルリ:それもそうだね
ジュドー:俺もミスルギのやり方には腹が立ってる!強力するぜ、アンジュ!
シーブック:ぶっ潰すってのはともかく、いずれ決着をつけなきゃならないだろうな
シモン:どうせ放っておいても向こうが襲ってくるんなら、受けて立ってやろうぜ!
アンジュ:決まりね。みんな、これからもよろしく!
アンジュ:まずは、あのイケ好かないジュリオを叩くよ…!
タスク:…ミスルギのトップはあのジュリオ・飛鳥・ミスルギじゃないよ
アンジュ:タスク…
ヒルダ:そう言えば、お前…誰だよ?
タスク:俺は…タスク。さっきも言った通り、アンジュの騎士だよ
ワタル:騎士って…?
スザク:その人を守る事を専任とする者って意味だと思うよ
カレン:あんた…アンジュとどういう関係なの?
タスク:一週間を一緒に寝泊まりした仲だよ
サリア:な、何ですって!?
ヒルダ:どういう事だよ、アンジュ!?
アンジュ:あなたに言われる筋合いはないわよ、ヒルダ!元はと言えば、あなたのせいなんだから!
アンジュ:それより、タスク…!さっきのミスルギのトップの話…どういう意味よ?
タスク:ミスルギの…マナの国の本当の支配者の名前はエンブリヲ…
アンジュ:エンブリヲ…
タスク:俺は今日までジルの指示でミスルギの情報収集をしていた…
タスク:その中で、エンブリヲの名前も聞かされたんだ
サリア:あなた…司令の何なの?
タスク:それは彼女の口から聞けばいい
アンジュ:エンブリヲ…。それがミスルギの支配者…
ルルーシュ:アンジュも心当たりがないようだな…
アンジュ:…ルルーシュ…。今回の作戦の発案者はネモなのよね…?
ルルーシュ:ああ…
アンジュ:…行ってくる
ジャン:どこに行くんです、アンジュさん!?
ナディア:まさか…!
アンジュ:そのまさかよ
アンジュ:きっと、あの男は何かを知っている。それを確かめてくる

ネモ船長:…それが無断でブリッジに入り込んだ理由か…
アンジュ:私は、あなたの部下じゃない。雇い主として気に食わなければ、解雇すればいい
ネモ船長:そうだな…
アンジュ:あなたとジルの間には明らかに何かの関係がある
アンジュ:そして、異界人でありながら、あなたはミスルギの地理に関しての情報があった
ネモ船長:だから、そのエンブリヲなる者についての何かを知っていると言いたいのか…
アンジュ:その答えは?
ネモ船長:君に話す事はない
アンジュ:いいわ。どうせ、そう言うのは予想していたから
アンジュ:だけど、はっきりさせておく。もし、そのエンブリヲがミスルギの支配者だとしたら…
アンジュ:私は、その男ごと、あの国を壊す…!
ネモ船長:君に意志は理解した。それが私にとって利益となるのなら、協力しよう
アンジュ:了解よ。…とりあえず、雇用の関係は続けられるみたいね
ネモ船長:扉の向こうに隠れている者も、それでいいかな?
ジャン:…すみません。盗み聞きをするつもりはなかったんですが…
ナディア:……
ネモ船長:アンジュの事が心配だったようだな
ナディア:それもあります…。そして、あなたがどう答えるかを知りたかったんです
ネモ船長:……
ナディア:いつも通りでしたね。そうやって、あなたは何も話してくれない…
ネモ船長:何と言われようと、これが私のやり方だ
ネモ船長:(ナディア…。お前のブルーウォーターを狙って、エンブリヲも動き出す…)
ネモ船長:(だが、お前は私が守る…。父として…そして、王として…)

ファクトリー会話

ホープス:…結局、ネモ様からは何も聞けずに終わりましたか…
アンジュ:そっちは最初から期待してなかったよ。言いたい事が言えたから、それでいい
アンジュ:ありがとうね、ホープス。今回は、あなたにも随分と助けてもらった
ホープス:お気になさらずに。私は自分の興味がおもむくままに行動しているだけですから
ホープス:今回で言えば、皆さんが怒りのままに戦い、ミスルギの追撃部隊を壊滅させた事は大いに知的好奇心を刺激してくれました
ホープス:その結果、私の魔道研究の素材としてTacP100点が生まれました。感謝いたします
アンジュ:そう…。ホープスが喜んでくれるなら、それでいいよ
ホープス:怒りをまとったアンジュ様の美しさも私にとっては大いなる眼福です

ホープス:…お話とは何です、マスター?
アマリ:あなた…何のためにアンジュさんに協力したんです?
ホープス:ご存知の通り、私が教団を脱走したのは、自由を得るためであり…
ホープス:また、その自由で知的好奇心を満たすためでもあります
ホープス:今回のミスルギ侵入作戦は謎に包まれたミスルギ皇国の暗部を見られると思ったまでです
アマリ:嘘を言うのはやめてください。少なくとも、その半分は偽りですよね
ホープス:…とおっしゃられますと?
アマリ:あなた…アンジュさんが妹に裏切られるのを知っていたんじゃありませんか?
ホープス:それでしたら、ルルーシュ様も同じです。私だけが責められるいわれはないのでは?
アマリ:あの人はアンジュさんのためにやった事で彼女を守るための算段もつけていました
アマリ:でも、あなたは事の成り行きを面白半分で見物するためにアンジュさんに協力したのではないですか?
ホープス:ご冗談を。そのような悪趣味な事を何故、私が?
アマリ:その答えはあなたに聞くしかないでしょう
ホープス:悲しくなりますよ。まさか、そのような目で私を見ていたとは
アマリ:誤解でしたら、謝ります…。でも、ホープス…
アマリ:私は、あなたの事がわからなくなってきています…

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Posted by aics