スパロボX攻略 第22話『レイハントンの血』

2018年11月23日

スパロボX攻略 第22話『レイハントンの血

勝利条件:ガイトラッシュの撃墜。
ガイトラッシュ撃破後:サザビーの撃墜。へ変更。
敗北条件:味方戦艦の撃墜。ベルリの撃墜。
ガイトラッシュ撃破後:味方戦艦の撃墜。アムロ、またはトビアの撃墜。へ変更。
SR獲得条件:3ターン以内に敵を12機以上撃墜して、さらにガイトラッシュを撃墜する。


戦闘進捗

ガイトラッシュ撃破後
味方増援:νガンダムXBガンダムX1改・改G-ルシファー
敵機増援:サザビー・ギラドーガ×4・モラン×4

サザビー撃破:高性能レーダー獲得。
クリア後スキルプログラム:回避アップ・アタッカー・ExCボーナス獲得。
ファクトリー会話後:TacP100点獲得。

概要

ラライヤの案内でシラノー5の居住区に向かったベルリは憧れのアイーダが実の姉だと知り、激しく動揺する。一方、トワサンガとの会談を進めるクリムであったが、交渉は決裂する。
シラノー5から脱出した一行はトワサンガの襲撃を受けるが、苛立つベルリを青葉やノレド達が支え、アムロとトビアの合流もあって離脱に成功し、別働隊と合流するため地上へと向かうのであった。

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会話

ノウトゥ:…では、そちらと我が軍の戦闘は不幸な行き違いであったと?
クリム:その通りです、ノウトゥ・ドレッド将軍。私としては互いの未来のためにも建設的な話し合いを希望します
ノウトゥ:意図は理解した、クリムトン・ニッキーニ大尉…
ノウトゥ:アメリア大統領の子息である貴官と交渉のテーブルにつこう
クリム:ありがとうございます、ノウトゥ将軍
ノウトゥ:シラノー5のドッグへの入港を許可する。会談の場所については、追って指示しよう
クリム:第一関門は突破したな
ドニエル:あれが名門ドレッド家の当主にしてトワサンガ軍の総司令官か…
ラライヤ:ドレッド家は十数年前のクーデターでトワサンガの王家であるレイハントン家を倒し、実権を握りました
ドニエル:で、君は…そのレイハントン家を未だに崇拝する一派の人間なのだな?
ラライヤ:はい…
ミック:なるほどね…。トワサンガの中では現統治者のドレット派とレイハントン派で割れてるのか
ラライヤ:レイハントン派の方が圧倒的に不利な状況にありますが…
ミック:それであんたみたいな子がドレッド軍に潜入してスパイめいた事をやってたわけなのね
クリム:まずは現状の打破を最優先事項とする。そのためにはトワサンガのお家事情に構ってはいられん
アイーダ:それで、クリム大尉…。ドレッド家の協力を取り付ける策とはいったい何です?
クリム:いささか遺憾ではあるが、連中の最も欲しがっているものを鼻先にぶら下げる
ドニエル:それは…?
クリム:レコンギスタだよ

第22話『レイハントンの血
ギゼラ:シラノー5、目視できる距離に入りました
ステア:オー・マー・スコード…
アイーダ:宇宙空間に浮かぶ岩と人工物の複合体…。あれに人が住んでいるなんて…
ラライヤ:本来のシラノー5は月の裏側に位置していました
ドニエル:舞人の所の工場よりも規模の大きい転移だな…
ギゼラ:シラノー5から誘導信号が出ています
クリム:ふふ…地球人初のトワサンガへの入国か…。心躍るな
クリム:いざ行かん…!我等の未来を切り拓くために!

ゼクス:…では、クリム大尉…。会談の護衛は私とケルベス中尉とアマリ…それとデュオ達が努めます
クリム:お手数をおかけるす、ゼクス殿。術士殿や少年達にも期待されてもらう
デュオ:ま…ここは敵の懐の中だからな。俺達が仕事をするような事になったら、そこでアウトだろうさ
ケルベス:不吉な事を言うなよ、デュオ。死神の予告みたいではないか
クリム:心配は要らん。このクリム・ニック必勝の策があれば、ドレッド家も首を縦に振らざるを得まい
クリム:そこの少年達…君達も会談の場には同席してもらうぞ
シーブック:そこの少年達って…
ジュドー:もしかして、俺達の事?
クリム:そうだ。頼むぞ、シーブック少年、ジュドー少年
ジュドー:もしかして、ベルリがラライヤと別行動だから、その代理かい?
クリム:率直に言えば、その通りだ。彼の持つ感性にも頼らせてもらおうと思っていたのでな
クリム:だが、君達からはベルリ少年と似た空気を感じる。これは私の直感だがな
シーブック:お役に立てるかはわかりませんが、同行させてもらいます
クリム:気楽に過ごしてくれればいい
クリム:…だが、何か違和感を覚えたら、サインを送ってくれ
ヒイロ:(クリム・ニック…。この男もどこかで危険を感じているか…)

フラミニア:…お帰りなさい、ラライヤ
ラライヤ:フラミィ!ああ…会いたかった!
フラミニア:私もよ。あなたが地球に降下してから、ずっと心配していたの
ベルリ:ラライヤさん、こちらの方は?
ラライヤ:ご近所のフラミニア・カッレさん…。私にとっては姉のような人です
フラミニア:フラミニアです。フラミィと呼んでください
アイーダ:ラライヤさん…。私達に会わせたい方というのは、こちらのフラミィさんなのですか?
フラミニア:その者達も、もうすぐここに来ます
ノレド:楽しみだね、ベル
ベルリ:ラライヤさんは、アイーダさんと僕に話があるって言ったのにノレドは強引にくっついてきて…
ノレド:アイーダさんと二人っきりになろうとしたってそうはいかないから!
ロルッカ:ラライヤ…!
ミラジ:よく無事にシラノー5に戻ってくれた
ラライヤ:まさか別の世界で帰還するとは思ってもみませんでしたけど
ロルッカ:心から嬉しく思う。お前が任務を果たした事も
ラライヤ:はい…
ベルリ:こちらのお二人が僕達に会わせたい人なの?
ラライヤ:そうです
ミラジ:ミラジ・バルバロスです
ロルッカ:ロルッカ・ビスケスです
アイーダ:お初にお目にかかります。私はアイーダ・スルガン…あちらがベルリ・ゼナムです
ラライヤ:アイーダさんとベルリだけが操縦する事が出来たYG-111…G-セルフはロルッカさんとミラジさんが造ったのです
ラライヤ:私は内偵のためにドレッド軍の一員となり、そのまま地球偵察部隊に参加さいましたが…
ラライヤ:同時にミラジさん達からは地球でYG-111を操縦できる人間を捜すように指示を受けていました
ベルリ:それで見つけたのが、僕達ってわけか…
アイーダ:G-セルフを操縦できる者…。いったいそれに何の意味があるのですか?
ロルッカ:あれに仕掛けられたレイハントン・コードは生体認証により、ある血筋に連なる者を探すためのシステムなのです
ミラジ:YG-111を操縦できる者…それは即ちレイハントンの家の血を引く者です
ベルリ:え…
ノレド:それって…ベルとアイーダさんが同じ家の人って事…!?
アイーダ:それは…
ロルッカ:お待ちしておりました。レイハントン家の皇女様とレイハントン家の皇子様…
ベルリ:何かの冗談…。…じゃないみたい…
アイーダ:私とベルリが…姉と妹…

ノウトゥ:…では、貴官は我等のレコンギスタを支援すると言うか?
クリム:その通りだ。レコンギスタ…即ち地球への帰還は宇宙に住む人間の悲願である事は知っている
クリム:その手助けをする事を約束しよう
ノウトゥ:それはアメリアを統治する大統領の言葉と受け取ってもよろしいのかな?
クリム:さすがに今すぐというわけにはいかないが、私はいずれ、その椅子を取るつもりだ
ノウトゥ:アメリアの国家元首は世襲ではないと聞くが…?
クリム:つまり、そういう事だと思ってくれて結構…。そして、あなた方には、その力になっていただく事を希望する
ジュドー:(天才大尉さんは親父さんを蹴落として、大統領の席に座るつもりってわけか…)
シーブック:(先の先まで考えて、この場に臨むとは大した戦略家だ…)
クリム:どうかな、ノウトゥ将軍?この同盟は互いの未来のためへの大いなる一歩となると思うが
ノウトゥ:だが、それは元の世界への帰還が前提となっていると言えよう
クリム:そのプランについても説明した通りだ
ノウトゥ:ドアクダーなる者の打倒か…。いささか現実味にかけるな
クリム:では、逆に聞くが、トワサンガに帰還の術がおありかな?
ノウトゥ:それについては古くからの知己によって、より具体的なプランを提示されている
クリム:知己?
ノウトゥ:ピアニ・カルータ…。君達にはクンパ・ルシータの名の方が通りがいいかな?
クリム:キャピタル・アーミィの創設者…!奴も、アル・ワースに来ているのか!
ノウトゥ:残念だよ、クリム大尉。貴官が、より魅力的なプランを提示してくれれば、考えを改めたかも知れないが…
ノウトゥ:我々は貴官の野望のパートナーを務める気がないのだよ
クリム:ノウトゥ・ドレッド…!我々とアーミィを…ミスルギを天秤にかけたな!
ノウトゥ:その答えは決まった。貴官等は神聖ミスルギ皇国への土産となってもらおう
マッシュナー:ドレット軍のマッシュナー・ヒューム中佐だ!アメリアの人間は武器を捨てて、大人しく投降しろ!
アマリ:あなた達は卑怯です!交渉が決裂したら、私達を捕虜にするつもりで動いていましたね!
ケルベス:こうなれば暴れ回って…
クリム:撃つな、ケルベス中尉!
ケルベス:大尉!降参するってのかよ!
ノウトゥ:賢明な判断だ。抵抗すれば、犠牲者が増えるだけだからな
マッシュナー:逃げようとしても無駄だぞ。ここは我々の領内なのだからな
クリム:…所詮、宇宙で安穏をむさぼっていた連中だ。危機意識が低いな
ノウトゥ:何…?
クリム:言い換えれば、お前達は腹の中に俺達を入れたようなもの…!
クリム:既にこちらの工作員がこのコロニーの各所に爆発物を仕掛けている!
マッシュナー:何だとっ!?
シーブック:いつの間に、そんな事を…
クリム:ヒイロ・ユイに依頼しておいた
デュオ:さすがは天才!適材適所の使い方だぜ!
ノウトゥ:はったりに決まっている!マッシュナー中佐、奴等を捕えろ!
クリム:試してみるかな?まずは、この会談の場に仕掛けたやつからいくぞ
クリム:こちらは最初から命懸けで来ている。死なばもろともだ
ノウトゥ:ま、待て…!
シャア:あなたの負けだな、ノウトゥ将軍
シーブック:シャア・アズナブル!
アマリ:シーブック君達が戦っていた、ネオ・ジオンの総帥…。宇宙世紀の戦争の元凶…
ジュドー:あんたも宇宙に戻っていたのか!
シャア:君達がシラノー5を発つまでの安全は私が保証しよう
マッシュナー:シャア大佐!それは…
シャア:それ以外にこの場を収める方法はあるまい
クリム:ノウトゥ将軍…。賢明な判断というのは、こちらの彼のような者に使うべきだな
ノウトゥ:くっ…
クリム:では、我々は行かせてもらう。爆発物の設置場所については、シラノー5を発ってからお知らせしよう
シャア:マッシュナー中佐…。彼等の案内を任せる
ジュドー:待てよ、シャア・アズナブル。あんたは、こんな卑怯な手を使うドレット家に手を貸すつもりかよ?
シャア:…否定はしない
シーブック:何故だ!?無関係な世界に戦争を広げるような者を容認するのか!?
シャア:アル・ワースはともかく、リギルド・センチュリーの人間は我等と無関係とは言えない
ジュドー:何を言っている!?
シャア:その答えはいずれわかる…。今はこの場を立ち去るがいい
シーブック:あなたという人は…
ジュドー:どうやら、あんたとはわかり合う事はないようだな…
クリム:シャア・アズナブルとやら、ここは貴官の登場に感謝する
クリム:だが、あなたが我等と敵対するのなら、戦場では容赦はしないと言っておこう
シャア:…それは私としても望むところだ
ノウトゥ:シャア大佐…。あなたは我等の協力者ではあるが、分をわきまえていただこう
シャア:では、協力者として彼等を追撃する役は任せてもらう
シャア:(人類の進むべき正しい道…。その答えは遠いな…)

ロルッカ:…こちらがお二人が幼い頃を過ごしたお屋敷です
ベルリ:覚えています?
アイーダ:全然、覚えていません
アイーダ:ですが、この空気…知らないとは言えない気持ちになれます
ベルリ:じゃあ、やっぱり…僕達は…ここで過ごした事があるんですね…
ロルッカ:レイハントン家がクーデターでドレット軍に滅ぼされた後…
ロルッカ:お二人にはピアニ・カルータ大尉の指揮の下に地球に亡命していただきました
ロルッカ:そして、それぞれに捨て子として処理されたのです。お互いに知らない方が安全だろうという事で
ミラジ:我々はレイハントン家の元家臣であり、ドレット家の政策に反対するものです
ミラジ:お二人を捜すためにレイハントン・コードを搭載したYG-111を地球へ降ろしました
ミラジ:オペレーター役として登録したラライヤ以外にあれを動かせる者こそが、レイハントンの血を継ぐ者…
ミラジ:その方が、このシラノー5に戻ってくれば、レイハントン家を再興できると信じて
アイーダ:…私達は、あなた方のこの仕掛けに乗せられ、とてもひどい現実と対決してきました
ミラジ:え…
アイーダ:もちろん、私達を育ててくれたスルガン家とゼナム家の気質を受け継いだという事もあるでしょう
アイーダ:けれど、G-セルフを操れたおかげで私は恋人を殺され、ベルリは…弟は人殺しの汚名をかぶる事になったのです
ベルリ:……
アイーダ:あなた方に使命というもの…理想とする目的があるにしてもそのようなものは私は私自身で見つけて成し遂げます
アイーダ:時代は年寄りが作るものではないのです!
ロルッカ:……
ミラジ:……
アイーダ:…口が過ぎました。あなた方が私達に寄せる期待もまったく理解できないわけではありません
アイーダ:ですが、レイハントン家の再興…その旗頭になる事については現時点ではお断りさせていただきます
アイーダ:少なくとも元の世界に帰還するまではそちらを優先すべきでしょう
ミラジ:…ベルリ皇子はどうなのです?
ベルリ:僕は…
ベルリ:まだ…事実を受け入れるだけで精一杯です…
アイーダ:ベルリ…
青葉:ベルリ、アイーダさん!いるか!?
ベルリ:青葉…どうしてここに?
青葉:エクスクロスはすぐにここを出発する事になった!急いで戻るぞ!
ベルリ:う、うん…
アイーダ:ロルッカさん、ミラジさん…
ロルッカ:……
アイーダ:貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました
アイーダ:ここには、またの機会に弟と共にゆっくり訪ねさせていただきます。その時には父と母の事も聞かせてください
ロルッカ:わかりました
ミラジ:お二人のご無事をお祈りしています
青葉:え…弟って…
ベルリ:知らないよ!行こう、青葉!

ドニエル:飛ばせ、ステア!最大戦速でシラノー5から離れろ!
ステア:イエッサー!
ギゼラ:シラノー5から、多数の機体の発進を確認!
ドニエル:出発までは見逃しても追撃はしてくるか!当然と言えば当然だが、腹が立つ!
クリム:逃げ切れないのなら、追撃部隊を叩く…!機動部隊を出撃させろ!
出撃準備画面メガファウナシグナスG-セルフ・14機体
アイーダ:我々は追撃部隊を振り切り、アル・ワースに帰らねばなりません!敵の連携を崩すためにも隊長機を狙います!
ベルリ:……
アイーダ:聞いているんですか、ベルリ!?
ベルリ:聞いてますよ!
ベルリ:(アイーダさんは賢い人だから、そうやって真実を受け止める事が出来るかも知れないけど…)
ベルリ:(アイーダさんが姉さんだったなんて…!僕は…僕は…!)
アマリ:ベルリ君!ノレドさんとラライヤさんは、どうしたんです!?
ベルリ:え…
ノイン:二人はメガファウナに戻っていない…!何か聞いてないか!?
アイーダ:ラライヤさんとノレドさんは私達がロルッカさんと話をしている間にフラミィさんに連れられて…
ベルリ:僕は…自分の事ばっかり考えて…ノレドとラライヤを…
青葉:ベルリ!前に出すぎだ!
ベルリ:僕が二人を迎えに行きます!
ディオ:落ち着け!死ぬつもりか!?
カトル:ラライヤさんは、シラノー5の出身なんだ。きっと大丈夫だよ
ビーチャ:今はここから離脱する事が最優先だろ!あの二人は、後から迎えにいくしかないぜ!
ベルリ:そんなのは認められない!
ジュドー:ベルリ…
ロックパイ:来たか、YG-111!この前の戦いの借りを返すぞ!
ベルリ:(僕は…最低の人間だ…!自分の事ばっかり考えて…!)
ベルリ:(僕は…僕は!)

戦闘前①
ベルリ:(起きた事を呑み込む間もなく戦いになる…!)
ベルリ:(アイーダさんが姉さんだなんて言われたらいいかげんおかしくなるだろうが!)

戦闘前②
アイーダ:(ベルリが…私の弟…)
アイーダ:(少しおかしな感じがするけれど、すんなりと受け入れられた自分がいる…)
アイーダ:(もう私の中ではカーヒルを殺されたわだかまりは消えているのね…)

モラン(リンゴ機)撃破
リンゴ:なんて強さだ…!これが地球人の力なのか!?
リンゴ:(ただ強いだけじゃない…。こいつ等は…自由なんだ…)

ガイトラッシュ撃破
ロックパイ:まだだ…!まだガイトラッシュは戦える!
ベルリ:しつこいんですよ、あなたも!
ロックパイ:我等にはレコンギスの使命がある…!そして、自分には愛するマッシュナー中佐のために戦う誇りがある!
ベルリ:愛する…
ロックパイ:そうだ、地球人!それが力を与えてくれる!
ベルリ:それでこちらに仕掛けてくるんなら、迷惑でしかないですよ!

シャア:(…エゴのぶつかり合いが戦いを生み、それが戦争へと発展していく…)
シャア:(人類は変わらないな…)
トビア:何を考えているんです?
シャア:過去から未来へと流れる刻に思いを馳せていた
トビア:余裕ですね。あなたも出撃するはずなのに
シャア:その前にやるべき事をやっておこうと思う
トビア:それが俺を釈放する事ですか…
シャア:たった一人でアル・ワースに転移した君を保護したのはネオ・ジオンだ。決定権は私にある
シャア:そして、君のような人間を中においておくのは、ドレット軍にとっても好ましくない結果を生むだろう
トビア:…俺は宇宙海賊です。自由にすれば、何をするかわからないですよ
シャア:その奔放さは手放したくないが、やはり、私は一人でやるのがお似合いのようだ
シャア:今日も声をかけようと思った人間に手厳しい事を言われてしまったよ
トビア:そう言いながらもアムロさん以外の人はどうでもいいと思っていません?
シャア:…若者に期待して、その人間を失った時の痛みはもう二度と味わいたくないのでな…
トビア:伝説の赤い彗星の正体は随分とひねくれた人なんですね
トビア:本当はあの人に自分を止めてほしいって思ってるんじゃないですか?
シャア:君の想像に任せる
シャア:我々の時代より十数年先の未来から手にしてきた者、トビア・アロナクス…
トビア:……
シャア:私とアムロの戦いの結末を知る君には傍観者の立場でいてもらいたかったが、それは君としても本意ではないだろう
トビア:目の前で起こっている事を見過ごす気はありませんよ
トビア:もっとも歴史に対しては介入するつもりはありませんけどね
トビア:では、行きます…
トビア:そして、シャア・アズナブル…。あなたを止めてみせます
シャア:トビア・アロナクス…。時を超えて出会った少年…
シャア:彼のいた時代を超え、さらに長い時を経ても人は変わらない…

ロックパイ:宇宙に住む人間がフォトン・バッテリーを地球に送り続けてきたから、貴様達は地球上でモヤシのような歴史を作れたのだぞ!
ロックパイ:落ちろ、YG!そのモビルスーツは地球上が扱っていいものじゃない!
ベルリ:母さんの子はないって言ったと思えば、逆に地球人って言ったり…!
ベルリ:あんた達は僕をどうしたいんですか!?
ロックパイ:マ、マッシュナー中佐ぁぁっ!!
ベルリ:邪魔をするならば!!
クリム:やめろ、ベルリ少年!それ以上は戦争でもなく、ただの殺し合いだ!
アイーダ:ベルリ!
青葉:駄目だ、ベルリ!!
青葉:落ち着け、ベルリ!もう相手は戦えない!!
ベルリ:…!
ロックパイ:く、くそ…
ベルリ:僕は…何を…
青葉:ベルリ…。お前とアイーダさんに何があったか、聞かないけど…
青葉:らしくないぜ、そういうの
ベルリ:……
青葉:無神経な言い方は謝る!でも…
青葉:さっきみたいなお前を俺は見たくねえんだ…
ベルリ:…どうして、青葉は…僕を助けてくれるんだ…
青葉:何言ってんだよ!お前だって、俺とディオを応援してくれたじゃねえかよ!
ベルリ:え…
青葉:忘れちまったのかよ!ドッコイ山に偵察に行った時だよ!
ベルリ:そう言えば…
青葉:お前は何気なく言ったかも知れないけど、結構、あれ…効いたんだぜ
プル:ベルリは、あたしの事も助けてくれたよね!
ジュドー:ダブルゼータを取り返す時も身体を張ってくれた!
味方増援:G-ルシファー
ノレド:そうだよ、ベル!ベルの元気にあたしだって何度も助けられたんだから!
ベルリ:そのモビルスーツ…!乗っているのはノレドなの!?
ラライヤ:ノレドさんにはナビゲーター役をやってもらいます
ケルベス:ラライヤ!
ラライヤ:この機体はG-ルシファー…。フラミィから私に託されたものです
ベルリ:元々パイロットだったラライヤはわかるけど、どうしてノレドまで…
ノレド:あたしだってね!ただのカナリアにはなりたくない!みんなの…ベルの役に立ちたいの!
ノレド:出来ないかも知れないけど、手を伸ばしてやってみる!何度だってやってみる!
ノレド:そういうのって全部、ベルが教えてくれたんだよ!天才でも、タフでもないベルが!
ベルリ:僕が…
ノレド:だから、ベル!自分の中だけで終わらないで、あたし達に本当の心を教えてよ!
ノレド:ベルがあたしを助けてくれたようにあたしもベルを助けるから!
ベルリ:僕が…みんなを…
アイーダ:そうです、ベルリ。あなたの常に前向きな姿にみんな、少しずつ影響されたのです
アイーダ:もちろん、私もです
ベルリ:アイーダさんが…ですか?
アイーダ:あなたは何も考えていないようで、ちゃんと正しい道を選ぶ…。あなたに…弟に負けてられないものね
マサキ:弟!?
ジュドー:アイーダさんがベルリのお姉さんって事!?
ドニエル:どういう事なんだ…?
アイーダ:詳しくは後でお話します。今は…
敵機増援
シーブック:シャア・アズナブルが出て来たか!
ゼクス:消耗した戦力であの男の愛てをするのは…!
ジュドー:大丈夫だ!!
味方増援:νガンダムXBガンダムX1改・改
セシリー:あれは…!
シーブック:間違いない!νガンダムだ!
アムロ:ジュドー、シーブック!お前達なんだな!
ジュドー:待ってたぜ、アムロ大尉!シャアがいるんなら、大尉も絶対にいるって思ってたから!
アムロ:要らぬ心配をかけたようだな。すぐにそちらを援護する
シーブック:もう一機のモビルスーツは…?
セシリー:ガンダムタイプのようだけど…
トビア:僕はトビア・アロナクス…。こいつはクロスボーン・ガンダムです
セシリー:クロスボーン…?
トビア:あ、あの!僕は宇宙海賊で!だから、クロスボーンを…ドクロをつけてるんです!
ビーチャ:何を慌ててんだ、あいつ?
エル:変な奴…
アムロ:話は後だ…!まずは…
シャア:アムロ…
アムロ:シャア…!お前を止める!
シャア:いいだろう、アムロ。私としても、こうなる事をどこかで望んでいたようだ
アイーダ:もう大丈夫ですね、ベルリ?
ベルリ:そんなのわかりませんよ
ベルリ:でも、アイーダさんに…姉さんにこれ以上、心配をかけるつもりはありません!
ノレド:こら、ベル!
青葉:俺達もいるんだぞ!
ベルリ:もちろん、忘れてない!ありあとあす、みんな!
ドニエル:敵の指揮官は、あの赤い奴だ!あいつを落とせば、勝負はつく!
デュオ:って言うけど、この間と違って、あいつ…本気っぽいぜ!
カトル:あのアムロという人の事を意識している…?
ゼクス:どうやら、互いの宿敵らしいな
シャア:行くぞ、アムロ。私は自らの責任を果たす…!
アムロ:ならば、俺は俺の責任としてお前を止める!
νガンダムのサイコフレームが発動。
ベルリ:(何だ、これ…)
アムロ:シャア…!世界は戦争なんてものを望んではいないんだ!

戦闘前①
ベルリ:(いいじゃないか、アイーダさんが姉さんだって…!)
ベルリ:(アイーダさんが大切な人だっていうのは変わらないんだ…!)
ベルリ:(だから、今までと同じだ!僕はアイーダさんを守るために戦う!二人の絆の、このG-セルフで!)
ベルリ:(そして、やってやる…!人が死ぬ戦争なんてものはさっさと終わらせてやる!)

戦闘前②
トビア:(シーブック・アノーとセシリー・フェアチャイルド…)
トビア:(あれは俺が知っている、キンケドゥさんとベラ艦長なのか…)
トビア:(考えるのは後だ…!)
トビア:(俺のやるべき事はこの世界で生き抜いてベルナデットの所に帰る事だ!)

戦闘前③
ノレド:ラライヤ!敵が来る!近づいて来るよ!
ラライヤ:落ち着いてください、ノレドさん
ノレド:ご、ごめん、ラライヤ…
ラライヤ:謝る事なんてありません。誰だって初めての戦いは怖いんですから
ラライヤ:でも、大丈夫です!一人では怖くても、このモビルスーツは私とノレドさんの二人乗りですから!
ノレド:う、うん…!カナリアで終わらないためにもあたしも頑張るよ!
ラライヤ:(ベルリを支えようとするノレドさん…。記憶をなくした私に優しくしてくれたノレドさん…)
ラライヤ:(守ってみせる…!このG-ルシファーで!)

戦闘前④
アムロ:(アル・ワース…リギルド・センチュリー…)
アムロ:(シャアは自らの役目を見つけた…。だが、俺は…)

νガンダムvsサザビー
シャア:全ての人類に英知を授ける事が出来ないなら、人類は自らの手で強くならなければ、世界に未来はない!
アムロ:それがお前がトワサンガについた理由…戦いを広げる理由か!
シャア:環境保全に成功したリギルド・センチュリーの次の課題が人の成長であるなら、私はその助けとなる!
アムロ:そんなものを誰がお前に頼んだ!?
アムロ:気付けよ、シャア!世界の未来なんてものは誰か一人が背負えるようなものではないんだ!

クロスボーンX1vsサザビー
トビア:あなたを止める役目…俺も参加させてもらいます!
シャア:やはり、傍観者に徹する事は出来ないようだな、トビア!
トビア:俺は今、生きているんです!だったら、生きているこの世界のために出来る事をやるだけです!
トビア:だから、あなたを止めます!戦争なんてものを起こすあなたを!

G-セルフvsサザビー
シャア:その機体からはガンダムを感じる…
ベルリ:え…!?G系のGって…ガンダムって意味なのか!?
シャア:そして、それを操る君からは確かな素質を感じる…
シャア:だが、どれだけの刻を経ても君のような人間が宇宙に満ちる事はなかった…!だから、私は…!
ベルリ:あのですね!僕はよくノレドやアイーダさんに言われますけど、飛躍した思考で行動されても周囲は困るんですよ!

サザビー撃破
ゼルガードに!マーク出現
シャア:ちいっ…!
アムロ:終わりだ、シャア!
シャア:違うな、アムロ…!ここからが始まりだ!
シャア:彼等と共に私と戦うのならば、お前の口から話せ…!
シャア:リギルド・センチュリーの真実を!
ノレド:リギルド・センチュリーってあたし達の世界の事よね…
ベルリ:何を言ってるんだ、あの人は…?
アイーダ:まずは、この場を離脱しましょう!そちらの二機もよろしいですか!?
トビア:はい!
ギゼラ:艦長!トワサンガの機体からこちらに投降するとの通信が…!
ドニエル:自分達の家が近いのだから、そちらに帰ればいいだろうが!
ギゼラ:どうします!?
ドニエル:受け入れるしかあるまい!合流ポイントを指定してやれ!
倉光:各機、離脱!遅れないようにね!

シャア:(理解しろ、アムロ…)
シャア:(宇宙世紀の進む先に待ち受けるには絶望である事を…)


アムロ:…状況については理解した。苦労したようだな、ジュドー達も
ジュドー:アムロ大尉はアクシズでシャアと戦っている最中にアル・ワースに跳ばされたのか…
ルー:その後、アクシズがどうなったのか、わかります?
アムロ:いや…。それについては俺もシャアも知らない
ジュドー:シャアは何のためにトワサンガに協力しているんだ?
ベルリ:それにリギルド・センチュリーの真実って何の事です?
アムロ:…重要な話になる。この後、地上部隊と合流するのだから、そこでまとめて話そう
ジュドー:もったいぶらないでくれよ、アムロ大尉!
アムロ:ここに地球連邦軍はないんだ。階級はつけなくていい
アムロ:俺は、ただのアムロ・レイという個人でシャアを止めるつもりだ
トビア:それがアムロさんの戦いなんですね
シーブック:君がトビア・アロナクスか
トビア:は、はい…!
ジュドー:見た所、あのクロスボーンってガンダムも俺達の世界の機体のようだけど…
トビア:そ、それが…俺…自分が跳ばされてきた時の事、よく覚えてないんだ!
セシリー:そうなの…?
シーブック:戦闘中には宇宙海賊とか言っていたが…
トビア:そ、それぐらいしか、覚えてないんですよ!
ジュドー:本当かよ?あからさまに怪しいな…
シーブック:そう言うな、ジュドー。何か事情があるかも知れないんだから
トビア:ありがとうございます、シーブックさん
シーブック:君に名乗ったかな?
トビア:あ、あの…!アムロさんに聞いてたイメージとぴったりだったんで!
シーブック:そうか…。でも、年も近いから、僕の事は呼び捨てでいい
トビア:いえ…!俺にとってキン…じゃなくて、シーブックさんはシーブックさんです!
シーブック:よくわからないけど、そうしたいなら、そうすればいい
セシリー:あなたも今日から私達の仲間なんだから、困った事があったら、何でも言ってね
トビア:よろしくお願いします、セシリーさん
トビア:(やっぱり、二人には話せないよな…。クロスボーン・バンガードの事は…)
リンゴ:向こうは、にぎやかですね。こういう雰囲気…嫌いじゃないです
ケルベス:少し気楽すぎないか、お前?捕虜なら、捕虜らしくしていろ
リンゴ:あのラライヤって子は自由にしているのに?
ケルベス:彼女は特別だ。それにもうトワサンガの人間じゃない
リンゴ:では、俺も同じようにさせてもらいます
アイーダ:あなた…亡命を希望するの?
リンゴ:はい。リンゴ・ロン・ジャマノッタ少尉…こちらへ亡命します
ラライヤ:よろしいんですか、リンゴ少尉?
リンゴ:君がラライヤだね…。想像通りに可憐だ
ケルベス:こいつ…!立場をわきまえろ!
ノレド:ケルベス中尉こそ、私情が入りまくりです!
ラライヤ:亡命する理由を聞かせてください、リンゴ少尉
リンゴ:内部で対立しているトワサンガに嫌気が差した事…地球に行ってみたい事…この部隊の自由な雰囲気が気に入った事…
リンゴ:そんな所かな
アイーダ:地球と言いますが、ここは私達の世界とは違うのですよ
リンゴ:それでもトワサンガにいるより、ずっといい。あそこは過去に縛られていて、息が詰まりそうだし
アイーダ:…わかりました。あなたの、その感覚…理解できます
リンゴ:ありがとうございます!
ラライヤ:これからはよろしくお願いします、リンゴ少尉
リンゴ:気をつけるんだよ、ラライヤ。ドレット軍の人間は、レコンギスタのために地球人と戦う気でいたんだ
リンゴ:だから、地球に降りたラライヤを憎む奴もいる
ラライヤ:え…
リンゴ:でも、安心してくれ。俺が君を守るから
ケルベス:こいつ…!それが亡命の目的なんじゃないのか!
リンゴ:俺のモラン…識別のためにカラーリングの変更をお願いします!
リンゴ:シャア・アズナブルにあやかって、赤を希望します!
アムロ:(トワサンガの中で、シャアの存在は、俺の想像以上に大きいものかも知れない…)
アムロ:(シャアは別の世界に来て、再び絶望に直面した…)
アムロ:(だが、俺は信じてる…。リギルド・センチュリーにも…未来にも希望がある事を…)

地上部隊と合流

ファクトリー会話

ベルリ:……
ホープス:アイーダ様との事…お聞きしました
ベルリ:笑っちゃうだろ?好きになった人が、実は姉さんだったなんて…
ホープス:私からは…何とも…
ベルリ:でも、いいさ。これからも今まで通りだ
ベルリ:僕はアイーダさんを守ってG-セルフで戦う…。それだけだよ
ホープス:(常に前を向いて歩いているベルリ様…。それに触れたシャア・アズナブルの反応…非常に面白いものでした)
ホープス:(その結果、私の魔道研究の素材としてTacP100点が生まれました。感謝いたします)
ホープス:(シャア・アズナブルが感じた希望…。さて…どうなるのでしょうね…)

トビア:…どうしたらいいと思います、アムロさん?
アムロ:僕も君の意見に賛成だ。シーブックとセシリーにはクロスボーン・バンガードの事は話さない方がいい
トビア:…ですよね。二人の未来に、あんな事が待っているなんてショックでしょうから
アムロ:そうとは限らないがな
トビア:え…
アムロ:話を聞く限り、君はアクシズの戦いから10年以上後の未来から来たとしか判断できない
アムロ:だが、その未来が俺達の世界の時間の延長線上にあるとは限らない
トビア:よくわからないんですけど…
アムロ:君はキンケドゥ・ナウから…未来のシーブックからアル・ワースに転移した話を聞いた事があったか?
トビア:そう言えば、ありませんでした
アムロ:もし、君の知るキンケドゥがここにいるシーブックならば、初めて君に会った時、その存在に驚いたはずだ
トビア:そうですよね!明らかにキンケドゥさんは僕と初対面でした!
アムロ:未来は不確定だ…。ここにいるシーブックが、君の知るキンケドゥになるとは限らないんだ
トビア:そうか…そうですよね…。理解できましたよ、アムロさん
トビア:でも、俺にとってキンケドゥさんは…シーブックさんとセシリーさんは大切な人です
トビア:俺の知るキンケドゥさん達でなくても、俺はあの人達を守ります
ホープス:お話は済んだようですね
アムロ:内密の話の場を提供してくれた事に感謝する
ホープス:しかしよろしいのですか、アムロ様?そのお召し物で
アムロ:あいつがネオ・ジオンの総帥服を着るのなら、対する俺はロンド・ベルの制服にするさ
アムロ:どうも私服を着ても、しっくりこないってのもあるけどな
ホープス:(アムロ・レイとシャア・アズナブル…。二人の間にかわされる感情は複雑で興味深いものです)
ホープス:(これが苦味へと変わらない事を願います…)

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Posted by aics